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ポスト・ヒューマニティ時代の宗教 〈宗教概念批判〉以降の宗教と人間

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構成数 : 1

序章 いま、いかにして「宗教とは何か」と問いうるか[古荘匡義・藤井修平]
一 ポストヒューマニティと宗教研究
二 本書の「宗教概念批判」という視座
三 本書の成立と構成

第I部 ポストヒューマニティ時代の宗教概念

第1章 宗教概念批判からは何が得られるのか[藤井修平]
はじめに
一 宗教概念批判と宗教学批判
二 宗教概念批判を整理する
三 宗教概念批判が問いかけるもの
四 宗教概念批判の多様な帰結
五 宗教概念批判以後の宗教学について
おわりに

第2章 ポストヒューマンとポスト世俗化――公共圏の変容をめぐって[清家竜介]
はじめに
一 人間性の危機とポストヒューマン的転回
二 近代的「人間」像とその問い直し
三 ポスト世俗化と公共圏の変容
四 ハーバーマスの世俗的理性に対するタラル・アサドの批判
五 ポスト世俗的公共圏の限界とメシア的世俗主義

第3章 「多神教」は哲学においてどのように語られてきたか――近代のいくつかの事例を手がかりとして[山根秀介]
はじめに
一 「一神教」に劣る宗教としての「多神教」
二 「一神教」のオルタナティヴとしての「多神教」
おわりに

第II部 生きられた宗教をどう捉えるか

第4章 宗教体験談の図式化によって何をみるか[猪瀬優理]
はじめに――宗教概念批判と宗教体験談
一 宗教体験談を捉える視点
二 オブジェクト指向言語UMLとは
三 UMLをもちいた宗教体験談の図式化
おわりに――考察とまとめ

第5章 「生きられた神秘」としての宗教哲学――姉崎正治について[古荘匡義]
はじめに
一 『宗教学概論』に至る姉崎の思想展開
二 『復活の曙光』の神秘
おわりに――姉崎正治と宗教哲学

第III部 主体性のありか

第6章 問いとしての宗教――西谷啓治による学と哲学の実践的意味の取り返し[樽田勇樹]
はじめに
一 近代的な知の批判的解明(解体)
二 宗教概念批判的言説との対照
三 「空の場」への指示
四 「空の立場」からの学と哲学の意味の取り返し

第7章 ミシェル・フーコーの霊性論とその向こう――神秘主義的主体論の試み[渡辺優]
はじめに
一 もうひとつの宗教的主体論へ
二 フーコー・霊性・神秘主義
三 フーコーからスュランへ
おわりに

第IV部 宗教概念批判以降の宗教哲学

第8章 置き去りにされたパレスチナ人たち――ポストコロニアルの宗教哲学序論[根無一行]
問いの所在――アウシュヴィッツとパレスチナ
一 宗教概念批判について
二 宗教哲学について
三 範例について――宗教哲学における「パレスチナ」
おわりに――ポストコロニアルの宗教哲学

第9章 回帰と出発のポスト世俗――ジュディス・バトラーにおけるユダヤ的なもの[坪光生雄]
はじめに――宗教概念批判とポスト世俗の思想
一 性の政治と世俗主義――進歩に抗う倫理
二 想起、中断、翻訳――ディアスポラと共生の倫理
三 生の平等へ――哀悼可能性をめぐる政治
おわりに

第10章 グノーシス主義の回帰?――ポストヒューマン時代の宗教概念[下田和宣]
はじめに――宗教概念批判...

  1. 1.[書籍]

ポスト・ヒューマニティと呼ばれる現代の思想潮流において、「宗教」概念と、それを信仰する「人間」そのものを問い直す。

「宗教」という概念を批判的に捉え直す「宗教概念批判」の視点は、現代の思想状況の中でどのようにアップデートできるのか。多神教やポスト世俗、グノーシス主義、パレスチナなどの概念の再考と、フーコー、バトラー、レヴィナス等への考察を通して、現代の宗教や社会が抱える諸問題を論じ、宗教学・宗教哲学の可能性を提示する。

作品の情報

メイン
編集: 古荘匡義

フォーマット 書籍
発売日 2025年12月25日
国内/輸入 国内
出版社勁草書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784326103591
ページ数 336
判型 A5

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