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越境のアーティスト 富山妙子

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構成数 : 1

真鍋祐子 序文 切れて、繋がる「旅芸人」の海へ

第1章 富山妙子とは

徐潤雅 自由と解放を描く――富山妙子の生涯と芸術

【対談】富山妙子×真鍋祐子 なぜ光州を語り、描き続けるのか――光州事件三〇周年の年に(再録)

第2章 画家活動のはじまり

徐潤雅 交差するまなざし――富山妙子と森崎和江の歩みをめぐる試論

金子毅 共振するまなざし・「切れて、繋がる」まなざし――富山妙子と上野英信の絆

第3章 越境する画家

高際裕哉 富山妙子とラテンアメリカ――植民地主義批判の深化と「火種」としての芸術

古川美佳 富山妙子が立ち続けた場所――原風景を描き直す

第4章 越境する作品世界

李美淑 越境する作品、共振する感覚――富山妙子とトランスナショナルな連帯

レベッカ・ジェニスン 『帰らぬ少女 タイからきた少女の物語』再考

真鍋祐子 ポストインペリアルの海を漂流する――九・一一、そして三・一一へ

第5章 アートの現場からみる富山妙子の世界

【対談】富山妙子×小林宏道 日韓アートの交流と市民、文化――パブリックアートからの視点と提言(抜粋)

小林宏道 美術家、富山妙子の一九九〇年代以降の軌跡と展開

稲葉真以 海を越えて響く記憶――富山妙子と韓国、そして「記憶の海へ」展

真鍋祐子 富山妙子という「バタフライ・エフェクト」――あとがきに代えて

年譜/著作一覧

  1. 1.[書籍]

アジアの「恨」を呼び覚ます美術家、富山妙子(1921~2021)とは。

今日、パレスチナへの連帯や関東大震災をめぐる国の対応への批判を示すべく、バッシングに晒されながらも発信するアーティスト、特に女性アーティストたちの姿がある。その先駆けとして、傍観者でいることに疑問を持ち続けた富山妙子(1921~2021)という画家がいた。その作品は、油彩・リトグラフ・コラージュ・映像作品など、多彩なメディアに富み、時代も境界も越えて反響していった。

差別意識と分断の溝がより深かった時代、富山を突き動かした感情とは何だったのか? 植民地で育ち、ポストコロニアル批判とフェミニズムの思想に立って、画壇に迎合することなく〝魂振りの巫女〟として歴史を伝え続けた富山妙子の生涯の功績を追う初めての書。

★ポイント
1代表的な作品を紹介するカラー口絵、年譜、著作一覧を収録。網羅的な画集のない富山の初の論考集。
2富山・執筆者との対談2本を再録。
3富山妙子99年の生涯を、芸術・社会学・ジェンダー学などさまざまな分野の執筆者陣が描き直す壮大な試み。

作品の情報

メイン
監修: 真鍋祐子

フォーマット 書籍
発売日 2025年12月27日
国内/輸入 国内
出版社皓星社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784774408743
ページ数 336
判型 A5

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