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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2026年01月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784047036000 |
| ページ数 | 342 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
プロローグ――難波と河内
第一章 ヤマト王権とは何か
一 『古事記』と『日本書紀』が語るもの
二 「帝紀」とは何か
三 「はつくにしらすスメラミコト」――初代の天皇像
第二章 王宮の特徴と後宮
一 王宮と「歴代遷宮」
二 名代・子代から王宮を探る
三 王宮の構造と後宮
第三章 ヤマト王権と古墳・古墳群
一 『古事記』『日本書紀』が描く陵墓と殯宮儀礼
二 『古事記』『日本書紀』にみられる陵と墓
三 前方後円墳とヤマト王権論
四 古墳時代における政治拠点とヤマト王権
第四章 ヤマト王権と難波・河内――「河内王朝論」とは何か
一 難波と「摂津」
二 五大古墳群と佐紀古墳群
三 河内の古墳群とヤマト王権
四 ヤマト王権の構造
エピローグ
あとがき
引用・参考文献
古代史最大の論争「河内王朝論」。巨大古墳群が集中する和泉と河内は、ヤマト王権の真の政治的拠点だったのか。記・紀に描かれた王宮と王陵を混同せず、大王の王宮(政治センター)と、大王が眠る王陵(奥つ城)の2つの概念を提示する。古市・百舌鳥古墳群の造営が新興勢力の台頭ではなく、交通の要衝にランドマークとしてヤマト王権が意図的に築造した施策の一環であることを論証。「歴代遷宮」の歴史的意味を再考し、古代史観を刷新する。

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