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移動する子どもたちのことばの教育 多様なアクターによる母語・継承語教育の現在と未来

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月13日
国内/輸入 国内
出版社明石書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784750360157
ページ数 224
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに
本書の構成

第I部 移動する子どもの母語・継承語教育をとりまく現状

第1章 トランスリンガリズムの視点から考えるコミュニティ・ランゲージの可能性[尾辻恵美]
1.はじめに
2.「継承語」にまつわる3つの神話
3.マルチリンガリズム、トランスリンガリズム、メトロリンガリズム
4.「ちょっと性」
5.継承語からコミュニティ・ランゲージへ
6.おわりに

第2章 「ちょっと性」と「ちゃんと性」の狭間で――移動する子どもの継承語を考える[坂本光代]
1.はじめに
2.継承語:原始主義的対脱近代主義的イデオロギー
3.「ちょっと性」と「ちゃんと性」
4.教育への示唆
5.「ちょっと性」と「ちゃんと性」のバランスを目指して
6.おわりに

第II部 多様なアクターによる母語・継承語教育の取り組み

第3章 ベトナム政府による在外ベトナム人の子どものための母語教育の取り組み[ディク・ムク・ダオ]
1.はじめに
2.ベトナム政府の取り組み
3.在外ベトナム人の子どものための母語教育の事例
4.おわりに

第4章 ネパール国外におけるネパール語教育とカナダにおける継承語教育[マーク・トゥリン]
1.はじめに
2.言語と移住
3.ネパール語とネパール移民
4.大学におけるネパール語教育とその変化
5.在外ネパール人コミュニティによるネパール語教室
6.カナダにおける継承語
7.おわりに

第5章 日本における母語教育の課題――断絶と偏在の歴史の中で[榎井縁]
1.大阪で注目される母語教育
2.高校入試における外国人生徒等への措置・枠の全国調査
3.大阪で取られてきた特別措置・特別枠
4.枠校共通の特徴
5.母語教育に関する歴史的経緯
6.大阪での民族教育(外国人教育)の展開
7.課題と考察

第III部 日本における母語・継承語教育の実践と課題

第6章 ポルトガル語教室で母語・継承語を学ぶ意義[安富祖樹里]
1.自己紹介
2.団体の概要
3.母語教室に参加している子どもたちの変化と教室の課題
4.母語・継承語を学ぶ意義
5.外国につながる子どもたちの可能性

第7章 ビルマ語教室の実践[チョウチョウソー]
1.はじめに
2.教室をはじめた動機
3.教室で学ぶ子どもたち
4.おわりに

第8章 在日ネパール人の子どもたちのための母語教育支援[プリタム・ラマ・ゴレ]
1.自己紹介
2.兵庫県立芦屋国際中等教育学校
3.セワ・インターナショナル・スクール
4.在日ネパール人の子どもたちが抱える様々な困難
5.活動の成果
6.課題と自治体への期待

第9章 外国人児童生徒等に対する教育の動向[中野理美]
1.はじめに
2.外国人児童生徒等の教育の現状
3.国の政策
4.おわりに

第10章 映画『はざま――母語のための場をさがして』を撮りながら考えたこと[朴基浩]
1.はじめに
2.作品とその背景
3.「わたしをみつける」ために
4.再びやってきた「違和感」
5.「わたしをみつける」作業の再開
6.映画を撮る中で触れた「おなじ」と「ちがい」
7.いわば、私の2世や3世
8.映画上映とその後
9.おわりに

第11章 地球社会をつなぐ多言語図書館の挑[...

  1. 1.[書籍]

日本で暮らす外国ルーツの子どもたちの言語使用や母語の意義を言語権などの観点から再考。研究者・教育関係者・移民コミュニティの協働による現場での実践報告や国際規範の検討などを通じて、真の「多文化共生」への道筋を示す一冊。

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