ROBERT SMITHを中心にポストパンクとダークなニューウェイヴ感覚でイングランドのロック・シーンを牽引してきたサセックスのNW/ゴス・ロック・バンドTHE CURE。70年代末のデビュー以降、"BOYS DON'T CRY"や"PRIMARY"といったシングルでUKチャートとインディ・クラブの双方を揺らし、ゴシック・ロックの源流としても語られてきました。
81年8月にオーストラリアはシドニーのCAPITOL THEATREで行われた"WORLD PICTURE"ツアー中のステージ。オーストラリアのFM局がオンエアした音源です。『FAITH』期の冷たいトーンと、ライヴ・バンドとしての衝動がぶつかり合うタイミングの記録であり、後年の大規模アリーナ期とは違う、まだ若いROBERT SMITHと仲間たちがツアー・バスで世界を回っていた頃の緊張感がそのまま刻まれています。2022年には限定プレスのカラー・ヴァイナルとしてアナログ化され、初期THE CUREのライヴ・アーカイヴとしてコレクター注目のタイトルになりました。
重くゆっくりとしたビートと沈むベースでライヴの幕を開ける"THE HOLY HOUR"、不穏なギターのカッティングと躍動するベースがぶつかる"PRIMARY"、ポストパンク期ならではのスピード感で駆け抜ける"JUMPING SOMEONE ELSE'S TRAIN"、終盤に置かれた切なくも鋭いメロディの"CHARLOTTE SOMETIMES"、インプロヴィゼーション的に長く引き伸ばされる"FOREVER"まで、1981年時点の代表的なレパートリーが一気に畳み掛けます。その間をつなぐ"IN YOUR HOUSE"や"OTHER VOICES"、"KILLING AN ARAB"なども含め、トリオ編成ならではのシンプルなアンサンブルが、シドニーのFM電波を通してもしっかりとした迫力で伝わる内容です。
ポストパンクとゴシックの端境期にあったTHE CUREの生々しいライヴを追体験できるファン必携盤。
発売・販売元 提供資料(2025/12/11)