Jozef Skrzek(b/key/vo)、Apostolis Anthimos(g)、Jerzy Piotrowski(drs/perc)により'71年結成、解散/活動停止を挟みつつ現在も活動を続けるポーランドのプログレッシヴ・ロックシーンを代表する名バンド、レコード・デビュー後の'75年1月にドキュメンタリー映画用のサウンドトラックとして録音されるも長らく作品化されず、制作からおよそ30年後の'05年にMetal Mind Productionsから発売されたコンピレーション・ボックス『LOST TAPES VOL.1』で、「IMPRESJE」のタイトルにてようやく陽の目を見たスタジオ・セッション音源が、ポーランド:GAD Recordsより改題の上初の単体リリース!
'74年デビュー作『SBB』と'75年作『NOWY HORYZONT』のほぼ中間にあたる時期に録音された音源というだけあって、作風としても丁度その2作品を折衷した様な、ド迫力のヘヴィ・サイケ×ジャズ・ロックサウンドが展開された本作。粘りっこいインプロ/ジャムをベースとしながらも、デビュー作以上にバンドとしての一体感を増した生々しいトリオ・アンサンブルが強烈な緊張感を運んでくる、ファン必聴の内容となっております。けたたましいまでのドラム・プレイにのっけから圧倒される、SBBの歴代作の中でも随一の「重さ」を誇る"Dla Egona"、後のシンフォニック・ロック路線への布石と云えるスペーシーなモーグをフィーチャーした大作で、現在でも度々ライブのセットリストにラインナップされる"360 do tylu"他、1stと2nd以降のミッシング・リンクといえる興味深い楽曲が数多く収録された、SBBの歴史においても最重要音源の一つ!前述の『LOST TAPES VOL.1』は既に新品/中古共に入手困難な為、ファンには嬉しい再発です!
発売・販売元 提供資料(2025/11/18)