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クラシック
CDアルバム

ゲオルク・フィリップ・テレマン: Six Trio 1718

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フォーマット CDアルバム
発売日 2025年11月下旬
国内/輸入 輸入
レーベルFlora
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 FLORA5925
SKU 698142743628

構成数 : 1枚

【曲目】
ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767) : Six Trio 1718
6つのトリオ (1718)
トリオ 第1番 オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための 変ロ長調 TWV 42:B1 (1)
トリオ 第2番 リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のための イ短調 TWV 42:a1 (2)
トリオ 第3番 フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンと通奏低音のための ト長調 TWV 42:G1 (3)
トリオ 第4番 2つのヴァイオリンと通奏低音のための ニ長調 TWV 42:D1 (4)
トリオ 第5番 ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリンと通奏低音のための ト短調 TWV 42:g1 (5)
トリオ 第6番 ファゴット、ヴァイオリンと通奏低音のための ヘ長調 TWV 42:F1 (6)
音楽の練習帳 [Essercizii Musici] 第2部 (1740) から
トリオ 第2番 ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロと通奏低音のための
ト長調 TWV 42:G6 (7)
トリオ 第8番 リコーダー、オブリガート・チェンバロと通奏低音のための 変ロ長調 TWV 42:B4 (8)

【演奏】
レ・タンブル [Les Timbres] (ピリオド楽器使用)
川久保洋子 [Yoko Kawakubo] (ヴァイオリン (1-5))
ステファニー・トロフェス [Stefanie Troffaes] (フラウト・トラヴェルソ (3))
アントワーヌ・トルンチク [Antoine Torunczyk] (オーボエ (1))
ミリアム・リニョル [Miriam Rignol] (ヴィオラ・ダ・ガンバ (1-3,5,7,8))
ジュリアン・ヴォルフス(オルガン、チェンバロ (1,3,5,8、オブリガート・チェンバロ (7))
ハルモニア・レニス [Harmonia Lenis] (ピリオド楽器使用)
水内謙一 [Kenichi Mizuuchi] (リコーダー (2,8))
小池ユキ [Yuki Koike] (ヴァイオリン (4,6))
村上由紀子 [Yukiko Murakami] (ファゴット (6))
エレーナ・アンドレーエフ [Elena Andreyev] (チェロ (4-7))
村上暁美 [Akemi Murakami] (チェンバロ (2,4,6,7)、オブリガート・チェンバロ (8))

【録音】
2022年8月
録音場所 : モンヴァルザン [Montvalezan]、フランス
録音方式 : スタジオ、ステレオ、デジタル

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

このCDに収録されているのは、1715~1718年にテレマンの室内楽曲の中で最も技巧的に難しい『6つのトリオ』 (1718年、テレマンの作品の中で最初に印刷された作品) と、このジャンルでは非常に珍しいオブリガート・チェンバロのパートを持った2曲のトリオである。(この2曲については後に詳述する。)
この時期のテレマンはフランクフルトに住んでおり、市の音楽監督として働いていたが、ほどなくして彼の給料は、この街のすべての職業の中で最も高いランクとなった。

『6つのトリオ』は、楽器編成の多彩さを考えるとアマチュアの音楽サークルに最適である。しかしテレマンは、おそらく宮廷音楽家を主な対象としていたと思われる。実際、彼はこの作品をザクセン公フリードリフ2世に献呈しており、その後ゴータの宮廷楽長のポストをオファーされている。(ちなみにテレマンはそれを辞退し、この機会を巧みに利用してフランクフルトの評議会から年間100フロリンという大幅な昇給を得ることに成功している。)

『6つのトリオ』の編成は非常に興味深い。テレマンは常にヴァイオリンを第1旋律楽器に置き、第2旋律楽器はトリオごとにオーボエ、フラウト・トラヴェルソ、リコーダー、第2ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット…と楽器を変えているのだ。

オブリガート・チェンバロを伴う2つのトリオは、1740年にハンブルクで出版された『音楽の練習帳 (様々な楽器のための12のソロおよび12のトリオ集) Essercizii musici overo dodeci soli e dodeci trii a diversi stromenti』の第2部に収録されている。 フランクフルトの後、テレマンはカントルとしてより高給な仕事を求めてハンブルクへ移住した。複数のポストを兼任することに慣れていたテレマンは、そこでハンブルクの歌劇場の音楽監督も務めた。(そのために毎年1曲オペラを作曲し、他にも友人ヘンデルをはじめ数多くのオペラを上演した。)
根っからの革新者であるテレマンは、このハンブルクで実に珍しい編成のために曲を書いた。オブリガート・チェンクロを伴う「ソナタ」(例えば J. S. バッハの『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ』) はいくつかあるが、オブリガート・チェンバロを伴う「トリオ」は他に例がない。通奏低音として演奏する2台目のチェンバロ (または和声楽器) の存在は、斬新な音響効果を生む特筆すべき点であり、これはまさに前代未聞である。
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発売・販売元 提供資料(2025/11/05)

テレマンの作品に私たちが興味を持ったとき、この非凡な音楽家の寛大さに魅了されずにはいられなかった。例えば彼は、緩徐楽章に美しく手の込んだ装飾を凝らした見事なソナタ集を書いて、当時どのように装飾が実践されていたかを私たちに教えてくれている。1728年と1732年にハンブルクで出版された『12も装飾付き技法ソナタ Sonate Methodiche』と、1731年に出版された『3つの装飾付き技法トリエッティ Trietti methodichi』の2作品がこれにあたる。私たちはこの装飾に感銘を受け、私たちが細部まで装飾を作り込む際のお手本とした。私たちは、これらの作品の中で使われている装飾のみを用いて、各ソナタの緩徐楽章に1つ、またはそれ以上の装飾付きバージョンを作成した。その後試行錯誤を繰り返しながらこの装飾をブラッシュアップしてきたが、個人的な想像力の余地を残すために一旦この装飾から離れた期間を経て、テレマンの装飾のスタイルが私たちに十分に浸透したことを確信するに至った。本録音では、独創的な自発性と厳密なスタオルの融合をお聞きいただけたら幸いである。

ミリアム・リニョル (日本語訳 : 水内謙一/村上暁美)、ブックレットに記載の日本語解説より抜粋
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発売・販売元 提供資料(2025/11/05)

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