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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年12月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | みすず書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784622098348 |
| ページ数 | 464 |
| 判型 | 46変形 |
構成数 : 1枚
日本語版へのはしがき
まえがき 科学と変化 アルビン・トフラー
はしがき 人間と自然の新しい対話
序論 科学への挑戦
第I部 普遍性の妄想
第一章 理性の勝利
1 新しいモーゼ
2 人間性を喪失した世界
3 ニュートンの総合
4 実験による対話
5 科学の根源にある神話
6 古典科学の限界
第二章 現実の確認
1 ニュートンの法則
2 運動と変化
3 力学の言葉
4 ラプラスの魔物
第三章 二つの文化
1 ディドロと生命論
2 カントの批判的承認
3 自然の哲学?――ヘーゲルとベルグソン
4 過程と実在――ホワイトヘッド
5 「イグノラムス、イグノラビムス」――実証主義者の一派
6 新しい世界
第II部 複雑性の科学
第四章 エネルギーと工業時代
1 熱――万有引力の対抗馬
2 エネルギー保存則
3 熱機関と時の矢
4 工学から宇宙論へ
5 エントロピーの誕生
6 ボルツマンの秩序原理
7 カルノーとダーウィン
第五章 熱力学の三段階
1 流束と力
2 線形熱力学
3 平衡から遠く離れて
4 化学的不安定性の閾値を越えて
5 分子生物学との遭遇
6 分岐と対称性の破れ
7 分岐のカスケードとカオスへの転移
8 ユークリッドからアリストテレスへ
第六章 ゆらぎを通しての秩序
1 ゆらぎと化学
2 ゆらぎと相関
3 ゆらぎの増幅
4 構造安定性
5 ロジスチック進化
6 進化的フィードバック
7 複雑性のモデル化
8 開かれた世界
第III部 存在から生成へ
第七章 時間の再発見
1 強調点の変化
2 普遍性の終焉
3 量子力学の興隆
4 ハイゼンベルクの不確定性関係
5 量子系の時間発展
6 非平衡宇宙
第八章 学説の衝突
1 確率と不可逆性
2 ボルツマンの突破口
3 ボルツマンの解釈を問う
4 力学と熱力学――二つの別の世界
5 ボルツマンと時の矢
第九章 不可逆性――エントロピー障壁
1 エントロピーと時の矢
2 対称性を破る過程としての不可逆性
3 古典的概念の限界
4 力学の刷新
5 乱雑性から不可逆性へ
6 エントロピー障壁
7 相関の力学
8 選択原理としてのエントロピー
9 活性ある物質
結論 地上から天上へ――自然の魅力の再来
1 開かれた科学
2 時間と時間たち
3 エントロピー障壁
4 進化のパラダイム
5 役者と見物人
6 荒れ狂う自然の中のつむじ風
7 トートロジーを越え
8 時間の創造の道
9 人間の条件
10 自然の復権
訳者あとがき
原注
索引
『プリンキピア』以後、西洋を支配してきたニュートン的な自然観は、時間に対して可逆的な法則によって世界が記述できるという確信に基づく。しかし、古典科学で例外として扱われる不可逆性や乱雑性にこそ、動的なこの世界を理解する鍵があると考えるのが、プリゴジン(物理学者・化学者、散逸構造理論によりノーベル化学賞受賞)とスタンジェール(科学史家)の立脚点である。
本書は、古典科学における機械論的な世界像から進化論的な世界像にいたる3世紀間の科学の発展を、「人間と自然との対話」という視点から跡づける。さらに、非線形、不安定、ゆらぎなどの概念をキーワードに、宇宙・生命・社会のあらゆる現象に見られる秩序形成過程の具体例を探り、散逸構造や進化の諸理論がはらむ世界観構築への展望を提示する。

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