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バクトリア王国の興亡 ヘレニズムと仏教の交流の原点

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フォーマット 書籍
発売日 1992年01月20日
国内/輸入 国内
出版社第三文明社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784476011982
ページ数 308
判型 新書

構成数 : 1枚

1 夜明け
2 ダリュウスの影
3 アケメネス・バクトリア
4 アレクサンドロス・アナバシス
5 バクトリアの星
6 インドをのぞむ
7 アレクサンドロスの後継者ディアドコイたち
8 混血の王
9 独立への模索
10 イラン・ルネッサンス
1パルティア
2古き都
3東方のざわめき
4パルティア・漢・ローマ
11 帝王の譜
12 両世界の王
1征服者メナンドロス
2仏教西流
3崇仏の王
13 遊牧の民のどよめき
14 夕暮れ
15 蘇るバクトリア
1古銭を集める
2オクサスの遺宝
3スルフ・コタル(赤い峠)
4アイ・ハヌム(月姫の丘)
5タフイ・イ・サンギン(石の玉座)
結び
邦語参考文献
バクトリア王国 略年表
あとがき

  1. 1.[書籍]

紀元前、現在のアフガニスタン北部・イラン北東部や、トルクメニスタン・ウズベキスタン・タジキスタンの一部を中心に、パキスタン北部まで広がることもあったバクトリア王国。ギリシャ・ローマの史家たちが筆にとどめた古代のロマンあふれるバクトリアの物語は、どこまで本当だったのか。史書と考古学の成果(遺跡発掘と大量のコインの出土)から読み解く。

アッシリアのバクトリア攻めから説き起こし、アケメネス朝ペルシャの栄華と崩壊、アレクサンドロス大王の東方遠征とインドとの接触、大王の後継者たちによる合従連衡の戦国時代、パルティアの勃興と遊牧民族による衝撃、ゾロアスター教と仏教の影響、メナンドロス(ミリンダ王)の活躍、グレコ・バクトリア王国の滅亡までを豊富な図版を添えて描く。ヘレニズム時代と古代バクトリアに関する類例を見ない興趣あふれる一書。

作品の情報

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著者: 前田耕作

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