| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1996年01月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | アポロン・インターナショナル |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | APCY-8307 |
| SKU | 4988015060034 |
構成数 : 1枚

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イギリスのポップ寄りシンフォ・バンドの3作目。本国での発売は1995年11月だが、日本では1996年になってから。ヴォーカルはダミアン・ウィルソン。柔らかな高音で、堅実な曲作りにも定評があるが、参加はこの作品が最後となる。次作からはセクシーな外見にハスキー声の女性ヴォーカルに交代する。
中堅バンドの地味な作品だが、毎作、1曲は目玉となる必殺の曲があるので、今まで買ってきたという感じだ。大作に喜ぶプログレッシヴ系ファンをよそに、必殺の曲はもっと短い曲に存在していたりする。
今回の目玉は、1曲目のアップテンポ・ナンバーだ。緊迫感のあるシンセが効果的な曲で、簡潔ながらメッセージ・ソングになっている。「編集室の床には血が流れる」というリフレインは、映像が編集によってねじ曲げられる危険を表したもの。この曲が目立って良い。
凝った展開と、気品のある英国らしい曲は、ある程度のクオリティを備えており、マイナーな作品を発掘するのに熱心なファンは押えておいてもいいだろう。尚、全9曲と表示されているが、10曲目に「To Do Or Die」というシークレット・トラックを収録している。シンセによるインストだが、弦楽演奏のようなサウンドになっていて、且つ、悲しげな旋律の良い曲だ。「おまけ」というレベルを超えている。メロディーは何となくアニメ「火の鳥 2772」に似ている。