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氾濫する豊饒の海 三島由紀夫 最後の五年間

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月28日
国内/輸入 国内
出版社鳥影社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784867821992
ページ数 420
判型 46

構成数 : 1枚

I
1 毎月の果てしない循環
2 何かが終った
3 『月澹荘綺譚』と『三熊野詣』
4 永福門院

II
5 『憂国』の映画化と殉教劇
6 篦深く射貫け
7 『春の雪』を書き出す
8 竜胆の花を摘んで
9 イデェの激突
10 アルフォンスは私
11 天国への裏階段
12 映画『憂国』の公開
13 まず『悪臣の歌』から
14 ノート『松平頼安伝』と兄・頼徳
15 ああ、危険だ! 危険だ!
16 見えない扇が徐々に
17 身を浄める炎

III
18 百合と荒野と
19 二つの出会い
20 三輪山から江田島、熊本への旅
21 橋川文三と林房雄
22 昭和四十二年の元旦前後
23 法という論理の高みで
24 お前は荒ぶる神
25 自衛隊へ入隊

IV
26 黄昏の領域へ
27 「究極感覚」の探求
28 『朱雀家の滅亡』
29 涙の泉の筧に
30 改めて『葉隠』
31 終りのない庭
32 インドなどへの旅
33 不死の誘惑

V
34 今一つの生まれ変り
35 突然、戦慄する
36 言葉の画布は虚無
37 物語とF104
38 集団の一員へ
39 神社の朝と劇場の夜
40 『文化防衛論』をめぐって


VI
41 あどけない月光姫
42 輪廻が空中観覧車のように
43 横笛の音が
44 自作短篇を選ぶ
45 「楯の会」と『わが友ヒットラー』と
46 川端康成にノーベル賞
47 「血と薔薇」創刊

VII
48 戦時下は輪廻研究
49 廃墟の中で
50 小説とは何か
51 東大安田講堂
52 『癩王のテラス』
53 精神と肉体の対話
54 歌舞伎の新作
55 事後を託す手紙
56 富士の見える別荘
57 国際反戦デーと楯の会パレード
58 流竄の為朝を主人公にして
59 遥か南海の島へ
60 モドリと宙乗りと

VIII
61 行動へ時間を煮詰める
62 日航ハイジャック事件
63 『暁の寺』の完結へ
64 完結の不快と再度の最終計画
65 「薔薇刑」の涅槃図
66 『天人五衰』と決めて
67 文化の亭午と『源氏物語』
68 永遠に彷徨う船長と……
69 憲法改正は九條だけでなく
70 海を見守る少年
71 松陰の名を借りて
72 老いた男女の不埒
73 『果たし得てゐない約束』の数々
74 最終行動の日を共有

IX
75 天人の五衰とは?
76 月修寺への道行
77 海波が断末魔の表情を……
78 地獄の三丁目だよ
79 知能指数抜群の少年
80 勢いよく書き進めて
81 自然を拒否
82 書誌と展覧会など
83 最後の日
84 夏の日ざかりの庭で……
あとがき

  1. 1.[書籍]

三島由紀夫生誕100年 没後55年記念
三島論の集大成

今一度、あの衝撃的な最期へと三島が辿った道筋を、辿ってみよう。(中略)最後の五年間(実際は六年間)に絞って、と思い立ち、批判的言辞も遠慮なく書き込んだのだが、改めてこの作家の大きさ、文字どおり生命懸けの姿勢に驚嘆の思いを深めることになった。その三島由紀夫の生誕百年を前にして、拙著が刊行の運びとなったのを、喜びとしたい。(本書「あとがき」より)

作品の情報

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著者: 松本徹

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