EARLY TECHNO CLASSIC VINYL REISSUE
1993年に〈R&S〉からデビュー後、国産テクノレーベル〈Sublime〉などから多数リリースし、現在もDJ/プロダクションともに精力的に活動する『東洋のテクノゴッド』KEN ISHIIが1995年にリリースした代表作"Jelly Tones"
今年発売30周年を迎える名盤が、リリース以来初となるヴァイナル・リイシュー!!
〈R&S〉から前年にリリースされた"Garden On The Palm"や、既に同レーベルから4枚のシングルをリリースしていたことで逆輸入的に国内外で注目を集めていた1995年にリリースされ、一気に国際的なテクノ・ムーブメントの最前線へと躍り出ることになるきっかけでもあった本作。
アルバム全体を通して、フロアでヒットしたテクノトラック"Stretch"や、同時期のアトモスフィアなドラムンベースの影響を感じさせる"Ethos 9"、IDMの実験性を下地にしていると感じる"Pause In Herbs"など、多様なスタイルを「頭で考えるのではなく自然と手が動いて出来た」と当時のインタビューで語っている、オリエンタルなサウンドメイクとリズムのヨレで纏め上げ、形作られたドラマ性よりも自然と流動していくようなメロディーによって、唯一無二のスタイルへと昇華しています。
そしてキャリア随一の代表曲にして、日本のテクノ史に燦然と輝く名曲"EXTRA"は、映画『AKIRA』で作画を担当した森本晃司によるMVも相まり、日本におけるテクノのパブリックイメージの一つを決定づけたといっても過言ではないでしょう。ヴァイナル・リイシューは今回が初。30周年の節目を迎える名盤です。
発売・販売元 提供資料(2025/11/04)
Accompanied by a full-length video by noted Japanese animator Morimoto (Akira) and a Jelly Tones CD-ROM, Ishii's '95 album was a self-professed stab at taking techno-derived music to a mass audience. The result is a pop-oriented techno album that, while nowhere near as satisfying as his previous work, is an important step toward removing Ishii's music from the ghetto of dancefloor ambivalence. A pair of 12-inches from the album includes remixes by Wagon Christ, Luke Slater, Dave Angel, Ian Pooley, and Frank De Wulfe. ~ Sean Cooper
Rovi