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社会保険化された訪問介護の現場と福祉理念の乖離

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構成数 : 1

はじめに 1
第1 章 旧来の措置制度における訪問介護から介護保険へ 3
第1 節 ホームヘルプの歴史 介護保険以前 4
第2 節 措置制度のメリットデメリット 8
第3 節 要介護認定調査と措置の適用基準の齟齬 16
第4 節 措置から介護保険へ 19
第5 節 小括 21

第2 章 福祉サービスの検証 23
第1 節 福祉とは何か 24
第2 節 岡村重夫理論からの検証 31
第3 節 福祉援助者としてのヘルパーの役割り 34
第4 節 社会保険制度と福祉制度の違い 38
第5 節 小括 40

第3 章 生活援助の機能と役割 43
第1 節 訪問介護員の課題と人材不足 44
第2 節 地域包括ケアシステムの問題点 47
第3 節 専門職と非専門職による訪問介護 55
第4 節 老計10 利用者に向き合う時間がない 61
第5 節 小括 63

第4 章 問題意識と研究仮説 65
第1 節 現場と政策の乖離 66
第2 節 給付抑制策の背景 71
第3 節 訪問介護における福祉的要素 76
第4 節 小括 81

第5 章 調査研究による結果 83
第1 節 調査対象と調査方法 84
第2 節 地域包括支援センターヒアリング 85
第3 節 地域包括支援センターヒアリング分析 89
第4 節 ケアマネジャー訪問介護員へのヒアリング 92
第5 節 ケアマネジャー訪問介護員へのヒアリング分析 96
第6 節 小括 99

第6 章 考察 101
第1 節 研究調査による結論 102
提案 105
おわりに 108

  1. 1.[書籍]

訪問介護は、家事を特徴とする福祉サービスであり、対人援助なのだ。目指すところは福祉サービスの実践であり、そのために、家事サービスは用いられる。本研究では、訪問介護生活援助が社会に意義ある職業であることを示す。その存続拡充は地域社会の安定につながりうると考える。現状のように対応力がそがれ、安価なサービスへと方向付けられさらに意義が失われていくのではなく、逆に対応力の強化をすすめ、より有効なサービスとして推進されることを目指す。
この主張のため、本稿ではその歴史を振り返り、対人援助の要不要の混在の経緯をたどり、介護保険改定に翻弄された状況を確認し、そして大きな福祉環境の胎動の中で今一度福祉サービスとしての訪問介護を据える。
一見「家事」の外見の中に脈打つ、訪問介護生活援助の本質を明らかにし、変容しつつある要介護者の在宅生活維持のために、ホームヘルパーの社会的評価がみなおされ、その必要性が再認識されることを願う。
(本書「はじめに」より(中略))

作品の情報

メイン
著者: 牧野洋子

フォーマット 書籍
発売日 2025年10月28日
国内/輸入 国内
出版社風鳴舎
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784907537678
ページ数 116
判型 A5

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