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塩田地主野﨑家 地方資産家の活動と日本の近代化・帝国化

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フォーマット 書籍
発売日 2025年12月23日
国内/輸入 国内
出版社京都大学学術出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784814006243
ページ数 688
判型 A5

構成数 : 1枚

序章 本書の課題と構成 [飯塚一幸]
一 野﨑家の概要と先行研究
二 地方資産家・地方名望家研究と野﨑家
1 大規模豪農から地方名望家へ
2 御救の研究史と富裕者による救済活動
3 資産家資本主義論と野﨑家の経営
4 地方名望家研究の進展
5 地方資産家の文化的諸活動
6 地方資産家と日本の帝国化
三 本書の構成

第一部 地域社会の近代化と野﨑家

第一章 野﨑武左衛門の塩田開発と近世後期地域社会[定兼 学]
はじめに
一 備前国児島郡における野﨑家の塩田開発
1 野﨑武左衛門の塩田開発着手の頃
2 野﨑家の塩田開発
二 東野﨑浜の開発をめぐる諸問題
1 開発着工前の地域的諸問題―胸上村との漁業補償交渉―
2 開発権取得をめぐる問題―中島富次郎との争い―
3 開発着手後に生じた問題
三 瀬戸内諸浜・児島郡塩浜と野﨑家
1 瀬戸内諸浜と野﨑家
2 児島郡塩浜の協定
おわりに

コラム1 重要文化財 旧野﨑家住宅 [宮崎健司]

第二章 近世後期における野﨑武左衛門の福田新田開発 [山本太郎]
はじめに
一 福田新田の開発経緯
1 福田古新田の開発
2 福田古新田前附洲の開発目論見
3 幕府の見分役人の派遣
二 柳田村汲五平の新開築立工事
1 柳田村汲五平の福田新田開発計画
2 汲五平の新開築立工事の実態
三 野﨑武左衛門の新開築立への参入
1 新開築立方への任命
2 野﨑武左衛門と汲五平との議定書
四 新開請負人の実施工事の具体像と費用負担
五 福田新田の土地配分
六 野﨑家の所持地の変遷と小作地経営
おわりに

コラム2 茶道速水流と野﨑家 [宮崎健司]

第三章 幕末・明治初期の野﨑武吉郎
―〈児島五人衆〉としての活動から― [伊藤昭弘]
はじめに
一 児島五人衆について
1 児島五人衆の履歴
2 児島五人衆の形成と活動
二 岡山藩と児島五人衆
1 融通方の展開
2 融通方と児島五人衆
3 岡山藩商社と児島五人衆
三 廃藩置県後の児島五人衆
1 池田家と児島五人衆
2 商社設立の目的
おわりに

コラム3 祝事来客記録 [宮崎健司]

コラム4 野﨑家のお雛様 [三宅功一]

第四章 近代移行期における野﨑家の救済と「貧者」 [東野将伸]
はじめに
一 野﨑家の役職と家政における貧民救済
1 野﨑家の役職と職務
2 野﨑家の家政における貧民救済
3 慶応元~明治三〇年(一八六五~一八九七)における野﨑家への褒賞
二 幕末期の救済と「貧者」・「貧民」
三 明治初期の救済と「貧者」・「貧民」
四 明治一〇年代以降における「貧者」・「貧民」と救済
おわりに

第五章 野﨑武吉郎と三島中洲からみた明治期の地方名望家と漢学者 [町泉寿郎]
はじめに
一 幕末期における野﨑家と山田方谷・三島中洲の接点
二 明治前半期の野﨑武吉郎と三島中洲の関係
1 三島中洲の法曹としての経歴
2 田辺為三郎と手島知徳
3 「東野﨑濱鹽田碑」
4 『野﨑家家則』と『事務取扱規則』の制定
三 野﨑武吉郎の貴族院議員活動に対する三島中洲の支援
1 貴族院書記官笠井彰と書記官長金子堅太郎の紹介
2 「民法」「商法」に関する議事をめぐって

  1. 1.[書籍]

近世後期、足袋製造から塩田経営に転じ「塩田王」と称された野﨑家。卓越した経営感覚で巨大地主へと成長し、飢饉時の救済など社会的役割も果たした武左衛門と、国政に携わり塩業者の海外直輸出を主導した孫・武吉郎に関する約10万点の史料群から、その知られざる活動の全容と近代化・帝国化との関係を解き明かす。

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編集: 飯塚一幸

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