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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年12月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | みすず書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784622098201 |
| ページ数 | 360 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに 合理的な疑いの余地なし
1 序説――ブーベ島の無血魚
2 進化の計算――偶然、淘汰、時間
3 不死の遺伝子――永遠に現役
4 古きものから新しきものを作る
5 遺伝子化石――昔日の生活を物語る破片
6 デジャビュ――進化はなぜどのようにして繰り返すのか
7 われらが血と肉――軍拡競争、人種、自然淘汰
8 複雑さの形成と進化
9 見ることと信じること
10 ワイオミングのヤシの木
謝辞
訳者あとがき
参考文献と読書案内
索引
南氷洋でも凍らない無血魚、熱泉に生息するアーキア(古細菌)、三色型色覚を持ち反芻するサル、生きた化石シーラカンス、単純な眼から複雑な眼までさまざまな眼の進化……それらの適応はみなDNAに残されている進化の痕跡で説明できると、進化発生生物学(エボデボ)の第一人者キャロルは語る。ダーウィンにとって見ることのかなわなかった自然淘汰(「適者生存」)の中間段階は、DNAに刻印されているというのだ。
〈私はさまざまな読者を想定して本書を執筆した。自然史学に大きな関心を持つ読者のためには、熱泉や洞窟、密林、溶岩、深海といった過酷な環境に魅惑的な生物種がいかに適応しているかをお見せする旅に誘おう(…)学生と教師のみなさんのためには、進化の鍵を握る要素を説明するうえで最高の事例にして、生命の刮目すべき多様性と適応力に対する畏怖の念を喚起するはずの事例に焦点をあてた(…)そして反進化論者が掲げるレトリックと偽科学を篩い分けたいとお考えの方々のためには(…)〉(「はじめに」)
〈進化を操っているのは、主に偶然、淘汰、時間という要素である(…)進化発生生物学の新知見を導入することで進化の総合説を拡張できるというのがキャロルの立ち位置である〉(「訳者あとがき」)
写真・図版多数、カラー口絵8頁。

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