この2020年の演奏は現代音楽を出自とする高橋悠治と、ジャズを活動のベースとする佐藤允彦、2人のピアニストによる"完全即興"である。それは事前に何の相談も決めごともなく、路線も目的地もなし。あるのは互いが発する"音"と"波動"のみ。その互いの"波動"を感じ取り、それによって自己に発生した"波動"を鍵盤に伝えるという"交信"が生成された軌跡である。それはまさにタイトルの天文学用語『Open Cluster』が示す通り、同時に生まれた音同士がいまだに互いに近い位置にある状態の空間を指すことに他ならない。この奇跡のような演奏を「完全なフリー・インプロヴィゼイションとしては私が経験したもののなかでかなりな水準なのではないだろうか」と佐藤自身が語り、作品として記録したものである。 (C)RS
JMD(2025/11/14)
フリー・インプロヴィゼイション探求に半世紀を飛び続けた佐藤允彦が、遥か天空の畏敬する高橋悠治と交信した稀有のセッション。佐藤允彦の到達点を示す貴重な記録。
の2020年の演奏は現代音楽を出自とする高橋悠治と、ジャズを活動のベースとする佐藤允彦、2人のピアニストによる「完全即興」である。それは事前に何の相談も決めごともなく、路線も目的地もなし。あるのは互いが発する「音」と「波動」のみ。その互いの「波動」を感じ取り、それによって自己に発生した「波動」を鍵盤に伝えるという「交信」が生成された軌跡である。それはまさにタイトルの天文学用語「Open Cluster」が示す通り、同時に生まれた音同士がいまだに互いに近い位置にある状態の空間を指すことに他ならない。この奇跡のような演奏を「完全なフリー・インプロヴィゼイションとしては私が経験したもののなかでかなりな水準なのではないだろうか」と佐藤自身が語り、作品として記録したものである。
発売・販売元 提供資料(2025/10/23)
現代音楽を出自とする武満徹のピアノ曲を数多く初演し献呈された作曲家/ピアニスト:高橋悠治と、ジャズ活動を基とするピアニスト:佐藤允彦の2人による"完全即興"盤。事前に何の相談も決定事項もなく、路線も目的地もない。同時に生まれた音同士がいまだに互いに近い位置にある状態の空間を指すことの意を持つタイトルの天文学用語「Open Cluster」が示す通りに、互いが発する"音"と"波動"のみで、互いの"波動"の"交信"が生成された"音"(軌跡)である。「完全なフリー・インプロヴィゼイションとしては私が経験したもののなかでかなりな水準なのではないだろうか」と佐藤自身が語り記録した名盤。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.179(2025年12月10日発行号)掲載)