The Very Best Of Eric Burdon & WAR

そのサウンドとメッセージで世界に革命を起こし続ける、70年代アメリカ西海岸のファンク・シーンを代表する存在にして、SoCalシーンの伝説的ストリート・バンド、ウォー。バンド結成55周年を記念して様々な活動を繰り広げている彼らから、新たなプロダクトが届けられる! 音楽史における衝撃的コラボレーションの一つでもあるエリック・バードン&ウォーが残した2枚のアルバムからの楽曲に加え、3曲の貴重な未発表音源を2枚のディスクにまとめあげた2CD作品『THE VERY BEST OF ERIC BURDON & WAR』、堂々完成! もちろん全曲2025年最新リマスター音源を収録!

1969年、カリフォルニア州ロングビーチで産声を上げたウォーは、多様な人種からなるメンバーにソウルやジャズ、ラテンやファンク、R&B、ロックなど様々なジャンルをクロスオーヴァーさせた音楽性で世界に革命を起こし続ける伝説的ストリート・バンドだ。人種の壁を音楽によって取り払い、幅広いファンを獲得し、タワー・オブ・パワーやスライ&ザ・ファミリー・ストーンと共にアメリカ西海岸のファンク・シーンを牽引する存在となった彼らは、幾度かのメンバー・チェンジを経ながら現在も最初期からグループを支え続けるキーボード・プレイヤーのロニー・ジョーダンを中心に活動を続けている。2025年2月にはBlue Note Tokyo公演のため来日、最高のパフォーマンスで集まった観客を魅了素晴らしいパフォーマンスを観せてくれた。

バンド結成55周年を記念して、様々な作品群のリリースやツアーを続けている彼らから、また新たな記念作品が届けられることとなった。それが、音楽史における衝撃的なコラボレーションの一つとして知られるエリック・バードン&ウォーが1970年に発表した2枚のアルバムからの楽曲や、貴重な3曲の未発表音源をたっぷり収録した新編成コンピレーション・アルバム『THE VERY BEST OF ERIC BURDON & WAR』だ。Record Stor Day / Black Friday限定商品としてリリースされる2枚組アナログ盤に加え、一般流通作品として2枚組CD作品も登場する。(1/2)

アニマルズのフロントマンとして活動し、ブリティッシュ・インヴェイジョンを代表する存在となったエリック・バードンは、1960年代後半に新たな音楽的方向性を模索する中、1969年にロングビーチのファンク・バンド、ウォーとタッグを組み、圧巻のグルーヴとダイナミックな音像を持つ先鋭的なサウンドを構築し、「Spill The Wine」などといったヒット曲を生み出していった。圧倒的な存在感を放つ70年代初頭を代表する偉大なるバンドのその出発点ともいうべき作品群からの楽曲を中心に、その姿をまとめあげたのが、この2枚組CD作品『THE VERY BEST OF ERIC BURDON & WAR』だ。

エリック・バードンとウォーが1970年に発表した『ERIC BURDON DECLARES "WAR"』と『THE BLACK-MAN'S BURDON』という2枚のアルバムからの楽曲を中心に、彼らの初期レコーディング・セッションにおける生々しい輝きを捉えたこのコレクション。収録されているのは、ウォーの伝説的プロデューサーであるジェリー・ゴールドスタインのプロデュースで現代に蘇った音源に、名手バーニー・グランドマンによる驚異的な才能を駆使した最新リマスターを施した音源だ。また、彼らのヒット曲である「Spill The Wine」の未編集リミックスをはじめ3曲の未発表音源も収録されており、バンドのあの特徴的なサウンドを形作った時期の彼らの姿を深く垣間見せてくれるような内容となっている。(2/2)