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構成数 : 1
【書評1】
岩田健太郎先生といえば、神戸大学病院の感染症内科教授という肩書きもさることながら、2020年2月に豪華客船ダイヤモンド・プリンセス内での新型コロナウイルス感染症の対応を批判する動画をYouTubeに掲載したこと(後に削除)で、感染症の専門家としての認知度を一気にあげたことは申すまでもない。この方法やその内容の是非、そもそもダイヤモンド・プリンセス内に入り込むまでの経緯に関してはさまざまな意見がマスコミやソーシャルネットワークで噴出した。しかし、2020年7月に刊行された本書を読めば、あの行動について直接触れられているわけではないが、一時の感情や義憤に流されたわけではなく、最大限の効果を出すために周到に準備したうえでの対応であったことをうかがい知ることができる。
沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院、アルバート・アインシュタイン大学ベス・イスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院、そして現在の神戸大学病院での経験が彼の医師としての行動の礎となっているのであろうが、何人にもたどることのできないこの経験から生まれる彼の哲学を本書ではうかがい知ることが可能である。
10年前の第1版の内容が古臭く、刷新が必要であるから第2版の本書が登場したと記されているが、単にコンサルテーション・スキルにとどまることなく、リーダーシップ、処世術、トラブルシューティング法、若手教育・対処法などが余すところなく記載されている。しかも、本書であげられている具体例はほぼ医療現場でのやりとりであるため、医療従事者、特に臨床を経験したことがある医師にとってはなじみ深い内容であることは申すまでもない。指導者のみでなく、今後多くの困難をくぐり抜けていかなければならない若手医師にとっても指南書となるであろう。
500ページを超える分量とコンサルテーション・スキルというタイトルは、本書に手を伸ばすことを躊躇させる。しかし、決して堅苦しい内容ではないので、気の向くときに、時間がある際に1セクションずつ読みすすめ、自省の糧とすることが私のおすすめの読み方である。
臨床雑誌外科83巻3号(2021年3月号)より転載
評者●東海大学消化器外科教授 山本聖一郎
【書評2】
岩田健太郎(著)、『コンサルテーション・スキルVer.2』を読んだ。期待どおり、岩田節が炸裂している。知らないことがたくさんあった。「勉強になった」といいたいところであるが、おそらく岩田さんはそのような感想は求めていないであろう。本書を読んだ後の手ごたえが「勉強になった」では少しずれていることを、筆者自身理解している。
岩田さんは感染症内科の専門家である。臨床の現場では、コンサルタント(コンサルトを受けて答える人)としての仕事が多いであろう。そして本書は、コンサルタントの立場から、そのスキルについて解説した内容である。要するに日常臨床のpracticeにおいて、クセが強い他科の医師からコンサルトを受けたときに、場面と状況によってどのように答えていくべきかを、詳細に文章に起こそうと試みた本である。スキルを文章にするのだから、かなり困難なミッションであると?...
臨床雑誌『内科』の連載を書籍化した好評書が約10年ぶりに改訂!初版で好評だった,著者ならではの絶妙な筆さばきと多面的な切り口によるレクチャーはそのままに,アップデートされた知見を随所に書き下ろし.さらにDr.ヤンデルこと市原真先生との対談,看護師イラストレーター・かげさんのイラストや漫画を加え,ビジュアルを大幅に刷新.さらに充実の内容となった.
【内容目次】
対談 岩田健太郎×市原 真-チーム医療とコンサルテーション・スキル、そしてその未来
1 コンサルテーション・スキルとは何か?
2 コンサルタントに必要なプロフェッショナリズム
3 わかって欲しいくせにわかってたまるかという人々
4 呼ばれるタイミング
5 ニーズ、ワンツ、ホープスの把握
6 ペーシングは役に立つ
7 言いがかりをつける人々
8 コンサルタントの十戒 21世紀に生きる医師として
9 コンサルテーションの具体例 複合的に
10 「正しい」コメントとは何か
11 ときには攻めに出て
12 判断の根拠はどこにおくか
13 レアケースの扱い方 そして部下への態度
14 知らないことを知ること
15 縄張りとルサンチマンを越えて
16 オレオレ医療にさようなら
17 組織やシステムの改善を図る
18 お呼びがかかっていないときに
19 「お役所」タイプとのネゴシエーション
20 サボタージュを許容しないために
21 勇気、そしてリーダーシップについて
22 リーダーシップをもうすこし考える
23 教育は不平等である、という話
24 研修医の採用はいかにあるべきか
25 知識がないのが、問題なんじゃない
26 ことば、時間、そして空気
27 休養のすすめ
28 評価のコストを考える
29 わかっていないことを(1)
30 わかっていないことを(2)
31 プレゼンテーションの準備の仕方
32 プレゼンテーションの実践
33 ピットフォール集 失敗から学ぶ実践編
34 コンサルトノートの書き方
35 空気が読めないふり
36 雄弁ではなく、対話を
初版のおわりに
新版のおわりに
参考文献
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年07月17日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524227518 |
| ページ数 | 528 |
| 判型 | 46 |

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