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腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術 施設導入から技術認定取得まで[Web動画付]

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フォーマット 書籍
発売日 2020年04月24日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524226061
ページ数 128
判型 A4

構成数 : 1枚

【書評】
外科学の黎明期から今日までにかわることのない大原則は、正確な解剖の理解と手術手技の確立と伝承である。われわれ外科医師が安全で質の高い手術を行うためには、正しい解剖を認識したうえで手術手技を完成させ、それを伝えなければならない。従来認識できなかった鼠径部筋膜構造が、現在では鮮明な腹腔鏡画像により次第に解明されている。内視鏡外科手術の導入により、鼠径部ヘルニアの手術手技は多様化しながら今も変化している。鼠径部ヘルニアは個々の症例ごとに解剖の状況が異なり、完全に定型化した手術が行えないことが多々ある。基本的な腹壁解剖と筋膜構造を十分に熟知したうえで、個々の症例に見合った手術を完遂させ、患者にとって短期的にも長期的にも高い生活の質(QOL)を維持できる手術を提供する必要がある。
腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術が1990年代に開始された当時は、画質のわるい不鮮明な暗い二次元画像による手術であった。現在では鮮明な高解像度画像や三次元画像での手術が可能となり、ロボット支援下手術も米国では爆発的に増加している。これまで認識できなかった微細な膜構造や神経・血管走行を認識しながら、エキスパートの手術手技を動画で学習できる時代になった。鼠径部ヘルニアに対する手術手技は、この20年以上の歴史の中で大きな変遷がみられるが、まだまだ質の高い手術手技や定型化した手術が普及しているとはいえない。若い外科医師は、今後ますます進化していく鼠径部ヘルニアの手術手技の修練とさらなる学習が必要となる。
本書には、多数のエキスパートによる手術の解説と動画が掲載されている。各執筆者により鼠径部の解剖が詳細に記述され、各ポイントでのわかりやすい動画がクリップとして掲載されている。これから手術を始める施設に向けたセットアップやトラブルシューティング、合併症への対応の動画も含まれている。日本内視鏡外科学会の技術認定審査における注意点なども記載されている。基礎から難症例にいたるまでを動画で解説した重要なバイブル的教科書といえる。これから腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術を学ぶ若い外科医師は、本書のような教科書を熟読し、過去から引き継がれて発展してきた手術手技や解剖を十分理解し、現在解明されつつある新しい知見を得ながら、今後の新たな時代をさらに開拓していただきたい。

臨床雑誌外科83巻2号(2021年2月号)より転載
評者●刈谷豊田総合病院副院長/腹腔鏡ヘルニアセンター長 早川哲史


【内容目次】
I 腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術(ラパヘル)の歴史とエビデンス
歴史
エビデンス
技術認定制度の現状
II 施設導入にあたってなすべきこと
ラパヘル台頭の背景と現状
ラパヘルが直面する術式としての課題
III セットアップ
術前準備
必要手術機器
術中体位
ポート留置(オープン法,オプティカル法)
配線・チューブのまとめ方
IV 私の手術手技
A.Transabdominal preperitoneal approach(TAPP)
1.膀胱前腔開放を先行させるアプローチ:内側アプローチ
動画1 外鼠径ヘルニアに対する腹膜切開・腹膜前剥離による修復術
2.層構造を捉えた剥離操作とself-grippingメッシュによるTAPP
動画2 初発I型右鼠径ヘ...

  1. 1.[書籍]

腹腔鏡下鼠径部ヘルニア手術(ラパヘル)を始める,あるいは始めたばかりでまだ自信を持てない導入段階にある医師や,日本内視鏡外科学会技術認定取得を目指す外科医のための,安全に手術を完遂するための勘どころをコンパクトにまとめた入門書.技術認定取得のための望ましい手技をアプローチごとに豊富なWeb動画とともに解説.合併症やトラブルシューティングも取り上げた実践的内容である.

作品の情報

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編集: 諏訪勝仁

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