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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年10月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 勉誠社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784585390565 |
| ページ数 | 528 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序
I 女房たちの関与する物語
第一章 『源氏物語』の多種多様な「読者たち」と享受
第二章 『源氏物語』の「いろ」と女房たち―〈いろごのみ〉論、〈王権〉論のあとに―
第三章 玉鬘と弁のおもと―求婚譚における「心浅き」女房の重要性―
第四章 主人格の女性と女房たちとの間
第五章 朧月夜の君論―女房たちとの連続性―
II 物語の言葉・語り手・手紙
第一章 自らの言葉を処分する仮名文書―平安時代の和文―
第二章 『源氏物語』の言葉と手紙
第三章 語り手の言葉に先立つ手紙―「須磨」および「朝顔」巻の例から―
第四章 「梅枝」巻の書、書物と手紙―「雨夜の品定め」との照応―
第五章 同語反復表現の諧謔性と志向性―「藤のうら葉」巻論(一)―
第六章 語り手たちと和歌の共同性―「藤のうら葉」巻論(二)―
第七章 和歌を詠まない人々
III 「引用」と言葉のネットワーク
第一章 『源氏物語』とその同時代文学における「引用」の再検討
第二章 『伊勢物語』と『源氏物語』をつなぐ古注釈―的はずれにみえる注記のみなおし―
第三章 古注釈の示唆する『源氏物語』の和歌的表現―古歌の「引用」―
第四章 『白氏文集』引用における変換の妙―「篝火」巻の場合―
第五章 帝の葬送儀礼―桐壺院の「御国忌」をめぐって―
IV 「宇治十帖」の言葉
第一章 「物語」の切っ先としての薫―「橋姫」「椎本」巻の言葉から―
第二章 「総角」巻の困惑しあう人々―「いとほし」の解釈をめぐって―
第三章 弁の尼を超える薫―「宿木」「東屋」巻の言葉から―
第四章 浮舟と小野の妹尼―「手習」「夢浮橋」巻の言葉から―
付章 Waka in The Tale of Genji:Characters Who Do Not Compose Waka
跋
索 引
作中人物として物語に関与し、語り手・書き手・読み手としてその生成と享受に携わる女房たち。
物語を織りなす言葉のネットワークとも多元的に関わりつづける女房たちのありように着目しつつ、物語の内と外との連環をもたらす『源氏物語』の方法を明らかにする。
*本書は2016年刊行の『源氏物語論』(ISBN:978-4-585-29120-6)の新装版です。

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