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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2018年10月31日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524241774 |
| ページ数 | 210 |
| 判型 | B5 |
構成数 : 1枚
【書評】
待望の実践書の上梓である。編者の辞によれば、どうやら田尻久雄前日本消化器内視鏡学会理事長の肝煎りの成書であるようだ。世界に冠たる日本の消化器内視鏡であるが、その将来を担う若手内視鏡医を対象に、本書はまず内視鏡検査における心構えや基本を示し、その後、成長の階段を順序よく上るべく誘導し、最終的に無事登竜門を通過するよう計画されている。つまり、本書を読み進めば、自然と内視鏡医として大成するための正しい路程を見出すことができるわけである。それも最短距離で登竜門を通り切れるよう工夫されている。
編者は2019年5月に日本消化器内視鏡学会理事長に就任された昭和大学江東豊洲病院の井上晴洋教授と、これも同月、日本消化器内視鏡学会関東支部長に就任された国立がん研究センター中央病院の斎藤 豊科長である。今を時めく消化器内視鏡学のトップランナーのお二人である。
本書の特徴を次に示す。
1)相撲道における「心技体」、すなわち心;心構え、技;技術、体;体力(医師の体力は知識)であるが、本書も、『其の壱「心」の章』、『其の弐「知」の章』、そして『その参「技」の章』と、順序だてて示されている。「心技体」の充実こそが内視鏡医の基本であり、本書の到達目標となっている。
2)編者、執筆者が、昭和大学江東豊洲病院と国立がん研究センター中央病院の二施設からなり、内視鏡診断における定義や治療に関する方針が統一されていて読みやすい。
3)B5判210頁のコンパクトな成書で、きれいな内視鏡写真や組織写真をふんだんに掲載し、随所にイラストを用い理解を助けている。
4)その四「精選症例クイズ」として、咽喉頭~食道から8問、胃・十二指腸から10問、そして大腸から8問と、それぞれ白色光観察、色素内視鏡、NBI併用拡大内視鏡写真を示し、次の頁にその解説と組織像、最終病理診断を示している。さらに各設問に文献を示しており、解説内容の確認においてとても助かる。自身の「内視鏡力」の整理に大変役立つセルフトレーニング集である。
このように、従来にない、コンパクトでありながら、その壱「心構え」、その弐「知識」、そしてその参「技術」で内視鏡医としての「心技体」の基礎力を固め、その四「精選症例クイズ」で総合的な判断力を身に付ける、よく企画された指南書である。脇目も振らず登っていけば、必ずや最短距離で「消化器内視鏡の登竜門」を通過できるものと確信している。
本書の最後に田尻久雄先生の「消化器内視鏡医を目指す若い先生へ」とのご寄稿がある。先生のこれまでの歩みから、若き内視鏡医への熱い思いが語られている。ぜひご一読いただきたい。
臨床雑誌内科125巻2号(2020年2月号)より転載
評者●佼成病院 副院長/杏林大学 特任教授 高橋信一
【監修の序】
この度、「消化器内視鏡の登竜門」が南江堂から発刊されることになった。編集にあたられた井上晴洋先生と斎藤 豊先生は、日本を代表して世界中の消化器内視鏡学会、ライブデモ、セミナーなどで大活躍しているスーパースターである。そのお二人がセンター長を務められている昭和大学江東豊洲病院消化器センターと国立がん研究センター中央病院内視鏡センターは<...

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