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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年12月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 旬報社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784845121540 |
| ページ数 | 400 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
第1章 日本初の潜入型調査報道 敗戦直後の岡山で
浮浪者の更正施設「岡田更生館」 / 施設の脱走者が内部告発 / 「大本営発表」時代の報道と軍部 その異様な関係 / 戦中の悪弊が残る中での調査報道 米国から学ぶ / 浮浪者に変装して施設の中へ そこで見た地獄 / 徹底した現場主義 調査報道で社会は動く
第2章 調査報道のゆりかご時代 1950年代の挑戦
菅生事件 権力監視型調査報道の草分け / 多數の警察官が待ち構えるなか、"犯人"は交番爆破 / 消えた警察官「市木」を追え! / 調査報道の競争が「権力の犯罪」を暴いた / 「権力を匿名にしない」「匿名は裏取りできない記者の逃げ」 毎日新聞キャンペーン報道の迫力 / 権力を持つ相手を匿名にすると、取材があいまいになる / たった数行の裏取りでも徹底して力を尽くせ / アンフェア構造を可視化した朝日新聞の「神風タクシー」 / 東大サッカー部主将、はねられ死亡 ほとんど報道されず / 厳しいノルマ、低賃金 運転手の苦境にも耳を傾けて / 国会や関係省庁が動き、報道で社会は変わった しかし… / ラジオによるA級戦犯の肉声取材 戦争責任の検証報道 / A級戦犯の肉声に大反響 外国でも番組を紹介
第3章 高度成長期の矛盾 調査報道で明るみに出す
献血制度の設立につながった読売新聞「黄色い血の恐怖」 / 「生きるために血を売る」 その実態を山谷で追う / 第1報は社会面トップ 「夢の超特急の試乗会」を押しのけ / 「人道の問題ではなく、社会制度の問題だ」 / 地方紙でも芽生えた調査報道 / 「伊勢湾台風禍の護岸堤防工事の手抜き」 中日新聞が徹底追及 / 死体の海で台風禍の取材。その記憶も生々しい時期に「手抜き」の告発 / 防いだのはたった1件。不正はほかにもある。 / 映画『仁義なき戦い』のモデル「第2次広島抗争」と対峙した中国新聞 / "お礼参り"を恐れて市民は沈黙 / 「警察発表に沿った報道だけで良いのか?」 / 市民を立ち上がらせた「調査報道」 / テレビではドキュメンタリー番組が続々。知られざる社会を次々可視化 / 日本テレビ『忘れられた皇軍』の衝撃 / 影響力大きいテレビ 「権力VS.報道」の争い、本格化
第4章 1970年代の調査報道 黄金時代へ
地方発 公害問題の掘り起こし / カドミウム汚染源はどこか。しらみつぶしに歩いて調査 / 住民こそが告発者 / 熊本日日新聞 水俣病の発生を「発表報道」で済ませた悔い / 調査報道、黄金時代の幕開け / 日本初の調査報道専門部署 毎日新聞の「編集局遊軍」 / 空前のスキャンダル ミドリ十字の「人体実験」を暴く / 調査報道は「現場百回」「足で書く」 / 半世紀前の"文春砲" 『田中角栄研究 その金脈と人脈』 / 外国メディアによる攻勢、そして首相退陣 / 空前の調査報道も第2弾は"圧力"で中止 / 官僚機構の腐敗を追った『公費天国』 / 税金にたかり、食い尽くす官僚組織
第5章 調査報道の黄金期 権力中枢に迫る
調査報道の金字塔「リクルート事件報道」 神奈川県川崎市で始まる / 警察が立件を断念 それなら自分たちで調査報道を / 川崎市から一気に政界中枢へ / 調査報道の末、竹下登政権が崩壊 / 読売新聞"黒田軍団"の迫力 「警察や検察が手出しできんもんをやるのが新聞や」 / 「君らがつかんだネタは報道以外には使わない」。しかし―― / 庶民に寄り ...
「黄色い血の恐怖」「田中角栄研究」「リクルート事件報道」・・・あの調査報道がなければ、私たちの社会は今とは全く違う姿になっていただろう。戦後の混乱期から現代まで、世の中の不正や病理を射抜いた数々のスクープ、キャンペーンを年代とともに振り返る。戦後調査報道の全軌跡がここに。

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