「マリコ with キュート」から40年、若林マリ子の変わらぬ歌声と錚々たる音楽仲間たちがつむぎ出す15年ぶりのニューアルバム リリース! (C)RS
JMD(2025/10/11)
「マリコ with キュート」から40年、若林マリ子の変わらぬ歌声と錚々たる音楽仲間たちがつむぎ出す15年ぶりのニューアルバム リリース!
――――――――和久井光司
40年、変わらない「純」がここにある。
マリコ with キュートの『ICE AGE』も、ソロ名義の『end of a rainbow』も、15年前の『flower city』も持っている。忘れたころに聴く。いや、忘れたことなんかないから、何年かに一度聴くのだ。そして、マリ子さんはいまもこういう歌をつくって唄っているんだろうな、と思う。40年という月日が流れ、世界はぼくらが願ったようには変わってくれなかったことを悔やみながら。
でもね、どんな世の中になろうと、私は私、あなたはあなたなのよ、とマリ子さんは変わらない「純」を歌に乗せる。そっと差し出された踏み絵のような歌たちは、ぼくの40年もそっと照らしてくれる、小さいけれど強い光だった。
――――――――鈴木慶一
若林マリ子さん、40年も前から知り合いなんだなあ。
そしてこのアルバム、ちょっと昔の知り合いが集っていい音楽を作り上げて、良き共通の知り合いがいるんだと思い、嬉しくてしかたがない。40年前のあどけないバイエルが、今、これまで聞いたことの無い唯一のバイエルになった。何故か朝ご飯が炊ける湯気の匂いがした。ダイアモンドの粉の湯気。待ち遠しい気持ち。次の曲が待ち遠しくなる素晴らしいアルバムだ。
――――――――福岡史朗
とても綺麗な曲が13曲咲いております。なかにはファンキーなヤツやロッキンなやつもおりますが総じて綺麗な様子をしております。そう感じるのは、この歌声がどこからともなく漂ってくるからなのか、はたまた彩り鮮やかな楽器達のせいなのか。こいつは今時なのかと思えば懐かしい気持ちに溢れ、たぶんどの時代に聴いてもそういう仕組みになっているのだねと独りごちたり。13曲を摘み取ったならばそんな風に思う訳であります。
――――――――一色 進
メインストリームという大陸とは程遠い固有種。若林マリ子の新譜が出る。前作から15年振り。その前作は、前々作より23年振りだったらしい。寡作にもほどがある。そして刻まれた音は、音楽のメインストリームという大陸からは、程遠い島で独自の進化をとげた固有種みたいなものだった。
彼女との出会いは、1987年まで遡る。わかつきめぐみの宝船ワールドというアルバムで、オレが詞を書いた曲を彼女が歌ったのだ。それ以来、たまに思い出したようにライブで共演とかもした。今回のアルバムを聴くと、その頃と歌声は変わらない。いくつになったんだろう。そして彼女の詞とメロディーも独創的で、ゆるぎがない。きっとまた歌いたくなったんだろうな。そんなアルバム。今度彼女が歌いたくなるのはいつだろう。今回のこの貴重なタイミングをみなさん、お見逃しなく。
――――――――小峰公子
丁寧に磨かれた宝石のような曲たち。ちょっとした毒も、精巧な仕掛けもひそんでいるのですが、マリ子さんの声はあらゆるものをふんわり包み込んで、
すとん、と心に届かせてしまう。ゆったり過ごす時間に、何度でも聴きたいアルバム、名作です!
(コメント順不同)
発売・販売元 提供資料(2025/10/09)