DJヘル主宰のジゴロから出現し、フレンチ・タッチの主流とは別方向からエレクトロ景気に寄与した鬼才の、記念すべき初作『OK Cowboy』(2005年)が20周年記念リマスター仕様で再登場。エレクトロクラッシュの流れを汲む"My Friend Dario"や"La Rock 01"などのブリーピーなアンセム群は現代の耳にもフレッシュに響くはず。追加された最新ライヴ音源の"Fanfare"も狂烈だ。
bounce (C)出嶌孝次
vol.506(2026年1月25日発行号)掲載(2026/01/25)
フランスを代表するエレクトロニック・プロデューサー、ヴィタリックの金字塔『OKカウボーイ』の20周年を記念したアニバーサリー・リリース。今も色あせぬエレクトロ・アンセム「My Friend Dario」や「Poney」、「La Rock 01」がリマスター・サウンドでフレッシュによみがえる!
ヴィタリックは2001年にDJヘルが主宰する名門「インターナショナル・ディージェイ・ジゴロ」からレコード・デビューした、仏ディジョン拠点のエレクトロニック・プロデューサー、パスカル・アルベー・ニコラのソロ・プロジェクト。90年代とは違ったかたちでダンスとロックの融合に取り組みブレイク、ジャスティスらと共に「フレンチタッチ2.0」の最前線で活躍してきたフランスのトップ・アーティストのひとりです。本作『OKカウボーイ』は2005年にリリースされたその記念すべきファースト・アルバム。「My Friend Dario」や「Poney」、「La Rock 01」などなど、シングルはいずれも、トゥー・メニー・ディージェイズ、ティガ、フィリックス・ダ・ハウスキャット、LCD・サウンドシステム、リッチー・ホウティン、ロラン・ガルニエといったトップDJたちのサポートを得て世界中のフロアを席巻。クラブ・サウンドのメカニカルな推進力とささくれだったパンキッシュな出音をヴィタリック独自のやり方で統合してエレクトロの未来をいち早く提示、その後のダンス・ミュージック・シーンの流れを決定づけた先駆的な作品です。ヴィタリック主宰レーベル「シチズン」からのリマスター再発リリース。
発売・販売元 提供資料(2025/10/08)
2メニーDJsのミックスCDにも収録され、LCDサウンドシステムやエイフェックス・ツインもヘヴィープレイしているピークタイム・トラック“La Rock 01”で一躍話題になった、ラップトップのエレクトロ・パンク・アーティスト! ジワジワと音数が増えていくリズムに、狂暴化していくメロディー、エクスタシーに突入するような展開に昇~~天! 今年の台風の目になるアーティスト候補No.1です。間違いない!!
bounce (C)新崎 康英
タワーレコード(2005年05月号掲載 (P71))