| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2001年09月25日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | L'Oiseau-Lyre London/Decca |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 2OH2466976 |
| SKU | 028946697627 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:19:00
Amphithctre, cit?de la musique, Paris,etc
録音 : ステレオ (---)
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約18年前だろうか、ブリュッセル帯同時、Stockel駅近くの専門店Mark Sound(併設Sonamusica)で入手。店主に、チェンバロ演奏はルセを薦めてもらってから、ルセの演奏が気に入り、見つけると必ず買うようにしていた。しかし、初めて聴いた時は、低音部で暴れもがいているような音楽に聞こえて、作品の姿など全く聴こえなかった。耳に残る作品が皆無だった。漸く、昨年、〈La Leclair〉に耳がひらき、そして今年は前述〈La Sylva〉が心に響き入った。
私は、フランス・クラヴサンが大好きだが、どの作曲家にもすぐに耳がひらくわけでなく、殆んどが数年後に耳が全開する。そして、聴き重ねる度に魅力を感じ、漸くヴェルサイユ楽派に開かれたような気がしている。親しみを持つ作曲家が増えて来たという感じなのだ。
このフォルクレ〈クラヴサン作品集〉が、ヴィオ―ル奏者で酷い父親の作品を、息子がクラヴサン奏者妻マリ=ルイズ・ドゥボワの協力と共に、クラヴサン用に編曲し、低音部に偏りのあるものと知り得たのは最近の事で、音楽家の家族の物語でもあった。
人との出会いと相手の理解に於いても同様、すぐに相手の事がわかるわけでなく、理解や近しくなるには時間がかかる関係や場合もあるから、音楽作品も然りなのだろう。
ここ数年読書が出来てないから、新しい出会いがなく、繰り返しになるが、小林秀雄が抜粋していた次のサント・ブ―ヴの言葉に帰結する。“「人間をよく理解する方法は、たった一つしかない。それは、彼等の傍で暮らし、彼等が自ら言うに任せ、日に日に延びて行くに任せ、遂に僕等の裡に、彼等が自画像を描き出すまで待つ事だ。故人になった著者でも同様だ。読め、ゆっくりと読め、成り行きに任せ給え。遂に彼等は、彼等自身の言葉で、彼等自身の姿を、はっきり描き出すに至るだろう」”
私の場合は、時間がかかり過ぎるのが難だ。
Jean-Baptiste-Antoine Forquerayの祥月命日(1782年7月19日)に。