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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年11月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 関西大学出版部 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784873548029 |
| ページ数 | 126 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第1章 21世紀の学び
3つの大きな波による社会の変革
社会変化に追いつけない教育システム
第四の波:Society 5.0
21世紀の知識観
協働によるプロジェクト学習
まとめ
第2章 パラダイムから捉える構成主義
カテゴリーを作る
実証主義と構成主義のパラダイム
パラダイムの哲学的前提
構成主義の理論
言語ゲーム
現実の社会的構成
状況的学習(situated learning)
正統的周辺参加(legitimate peripheral participation: LPP)
社会文化的理論(Socio-cultural Theory)
導かれた参加
分散認知(distributed cognition)
学習の階層モデル
まとめ
第3章 インストラクショナル・デザインから学習環境デザインへ
実証主義に基づくモデル
インストラクショナル・デザインの特徴
ADDIEモデル
学習目標の明確化
ガニェの9教授事象
パラダイムの折衷とIDモデルの展望
インストラクショナル・デザインの適用可能性
構成主義に基づく学習環境デザイン
活動理論に基づく学習環境デザイン
実践事例:大学ゼミの活動と構成主義
まとめ
第4章 構成主義パラダイムの研究方法論
研究方法論の比較
さまざまな質的研究アプローチ
量的研究の評価基準
質的研究の評価基準
質的研究のさまざまな評価基準
教育工学・教育メディア研究における質的研究
アートベース・リサーチ(art based research:ABR)
ABRの利点とその事例
パフォーマティヴ社会科学(Performative Social Science:PSS)
ABRの評価基準
まとめ
第5章 競争から共創へ
新自由主義と教育のサービス産業化
テストという一元的な物差し
関係のプロセスとしての学び
多様な能力という観点
構成主義の学びを考える
コミュニティの中の会話
まとめ
あとがき
参考文献
索引
本書は、2000年に出版した『構成主義パラダイムと学習環境デザイン』の新版である。旧版が出版された25年前と比べると、「構成主義」についての認知度も高まり、構成主義の考え方を取り入れた教育分野の研究や実践に広がりがでてきた。たとえば、協働学習やプロジェクト学習など、学習者が中心となって現実社会の問題に取り組む探究的な学習が推進されるようになってきた。また、インターネットやデジタル技術の発展により、グローバルな学びも広がりをみせている。国内での交流学習をはじめ海外の学校との交流も手軽になり、学習者はデジタル端末を駆使して、さまざまな人たちと日常的にコミュニケーションができるようになった。
しかし一方で、教え込み型の授業を前提とした受験志向の教育が消えたわけではない。また、協働学習やプロジェクト学習を取り入れても、単に教育の効率化をめざす取り組みになっては意味がない。本書が目指すところは、構成主義の理論や研究方法論を学ぶことを通じて、構成主義について対話する場を創出し、これからの教育のあり方を共に話し合う材料を提供することにある。

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