カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭監督賞を制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソン。彼の新作にして、期待度MAX、第10作目となる映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』。ポール・トーマス・アンダーソン作品ではすっかりお馴染みとなったジョニー・グリーンウッドが手掛けるサウンドトラック・スコアがノンサッチからリリース決定!
ポール・トーマス・アンダーソンが監督、制作脚本を務め、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、そしてチェイス・インフィニティがキャストに名を連ねる『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、9月26日からここ日本を含む全世界で公開され、早くも大きな話題を集めている。映画の中でレオナルド・ディカプリオが演じるのは、かつては世を騒がせた元革命家のボブ。突然、娘の命が狙われ窮地に立たされる彼を追うのは、異常な執念を持つ無慈悲な軍人のロックジョー。G.I風に髪を短く刈り上げたショーン・ペンが鬼気迫る演技で父娘を追う。また、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場の"センセイ(先生)"役をべニチオ・デル・トロが務めている。この3人のオスカー俳優に加え、ボブの革命家仲間に『最終絶叫計画』シリーズなどの実力派、レジーナ・ホール、ボブの妻で最強のカリスマ革命家に、抜群の歌唱力とダンスだけでなくモデル兼監督として多才ぶりを発揮するテヤナ・テイラー、ある理由で命を狙われたボブの愛娘・ウィラ役に抜擢された新進気鋭の若手チェイス・インフィニティら、脇を固める共演陣にも個性派が勢揃いしている。
(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/10/03)
期待のコメディ・アクション映画のスコアを担当するのは、ポール・トーマス・アンダーソン作品には欠かせない存在となっているジョニー・グリーンウッドだ。レディオヘッド、そしてスマイルのギタリストであり、マルチ・インストゥルメンタリストである彼にとって、本作は『ファントム・スレッド』、『JUNUN』、『インヒアレント・ヴァイス』、『ザ・マスター』、そして『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に続くノンサッチからリリースされるポール・トーマス・アンダーソン作品のサウンドトラック・スコアでもある。アルバムに収録されている映画の為に書き下ろされた18曲は、Hugh Tieppo-Brunt指揮によるロンドン・コンテンポラリー・オーケストラとジョニー・グリーンウッドによるピアノ、ギター、ベース、パーカッション、そしてオンド・マルトノによって演奏されている。映画公開と同時に配信で先行リリースされた本サウンドトラック・スコアは、IndieWireから「グリーンウッドの、珍しくピアノを多用したスコアは笑いを巧みに追跡し、サスペンスを醸成している」、そしてThe Guardianから「ジョニー・グリーンウッドによる、衝撃的で耳障りな、神経をすり減らすようなスコア」、またVarietyからも「グリーンウッドの現代音楽風スコアは、サスペンスのメトロノームのように映画のリズムを刻んでいる」などと表現され、高い評価を集めている。
ポール・トーマス・アンダーソン作品で重要な役割を果たしているジョニー・グリーンウッドのサウンドトラック・スコア。アンダーソンが創り出す映画のトーンを巧みに捉えたスコアは配信に続き、CDとアナログLPも発売決定した今作でも健在だ。
(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/10/03)