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船遊山 江戸切絵図恋暦

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フォーマット 書籍
発売日 2025年12月03日
国内/輸入 国内
出版社文藝春秋
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784167924539
ページ数 320
判型 文庫

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

「よろず相談屋繁盛記」シリーズで大人気の野口卓が、
満を持して書き下ろす、待望の時代小説・新シリーズ!

江戸の町に生きる男と女の、切ない出会いと別れを細やかに紡ぎます。

両国で川開きの花火が上がった夜、料理屋の奉公人・民恵は、初めて船遊山を楽しむ。
その時出会った桔梗屋の若旦那が、三月後に驚くべき申し出をしてくるとは思いもせずに。
(「船遊山」)

元岡っ引の与助は呑み屋「しのぶ」の女将が、二十年前に取り逃がした盗賊の一味ではないか、
と疑い、客として足しげく通う。ある日、ときどき見かける老人が声をかけてきて……。(「悔やむ男」)

浅草寺の四万六千日さまの功徳日に、若い夫婦が子供の小さな手を握りしめながら
語った、十二年前の出来事。 (「四万六千日さま」)

腕はいいが寡黙でしょっちゅう女房に逃げられていた金彫師・伊佐は、頼まれ仕事で根付も造っていたが、それが思わぬ評判を呼び……。(「仏の顔」)


出会い、すれ違い、別れる――。
せつなくも温かい、〝運命〟を描く四編。

カバー装画は村田涼平さん。

作品の情報

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著者: 野口卓

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