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地域がつくる子どもの居場所 不登校になっても孤立しないまちづくり

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月12日
国内/輸入 国内
出版社晃洋書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784771039957
ページ数 150
判型 A5

構成数 : 1枚


まえがき

第I部 基礎編

第1章 学校に行きづらい子どもたちと教育を受ける権利
第1節 子どもは学校に行くという「常識」の成立
1.子どもと学校の歴史
2.「常識」を支える仕組み
第2節 強固な一条校中心主義の問題と教育機会確保法の成立
1.普通教育を受ける権利が保障されない子どもたち
2.一条校中心主義克服の試み
3.教育機会確保法の成立
第3節 すべての子どもの育ちを支える地域総働
1.不登校児童生徒の孤立を防ぐ取り組み
2.フリースクールが果たしている役割と課題
3.地域総働で公教育を変えていく可能性

第2章 不登校児童生徒と学校をめぐる今日的状況
第1節 見えにくい「複合的要因」を読み解く視座
第2節 近年における長期欠席の増加状況
第3節 近年における「病気」の増加状況
第4節 「不登校」の児童生徒数の学年別増加状況
第5節 コロナ禍前からの「不登校」の増加の背景
第6節 学校教育をめぐる様々な変革期や過渡期の重なり
第7節 子どもと保護者を支える地域共生社会の実現に向けて


第II部 実践編

第3章 学校に行きづらい子どもたちの権利保障
―居場所(サードプレイス)を地域につくることの意義を考える―
第1節 居場所(サードプレイス)の拡大
第2節 地方におけるフリースクールの開設
第3節 フリースクールへの接続
第4節 理解者の広がり
第5節 フリースクールの質が問われる時代へ

第4章 「地域に根ざしたフリースクール」を目指して
―フリースクールてだのふあの歩み―
第1節 城下町彦根の古民家で
第2節 子どもの学ぶ権利を保障する
1.「てだ農園」と「てだ庭園」
2.学習支援「マナビー」と教育相談「てだカフェ」
3.活動の充実と運営体制の強化
第3節 「地域に根ざしたフリースクール」を目指して
1.「てだのふあ祭」で地域に感謝を
2.地域にしぜんに溶け込む「日常」の営み
第4節 これまでの成果と今後の取り組み
1.子どもの変化と地域の理解
2.地域,行政,学校と手をとり合って

第5章 ゼロから作り上げてきたフリースクール
―日野里山フリースクールを事例として―
第1節 団体の来歴
1.活動を始めたきっかけは一人の子どもの不登校
2.必要性を感じて始まったフリースクールの活動
第2節 休眠預金ではじめたこと
1.環境整備
2.地域や行政,学校との連携
第3節 地域づくりとしてやってきたこと
第4節 成果と課題
1.成果1:子どもたちと保護者の変化
2.成果2:『不登校』への理解の広まり
3.課題1:『民間』と『公』の壁
4.課題2:安定した経営の難しさ

第6章 子どもの「好き」や「得意」を中心とした学びを支える
―大津オルタナティブスクール トライアンフの活動―
第1節 「二度と勉強はしない」と息子が言った日
第2節 大津オルタナティブスクール トライアンフ
1.コンセプト
2.開校日
3.運営
4.一日の流れ
第3節 居心地のよい居場所づくり
第4節 外部講師を活用した地域とのつながり
第5節 幸せな子ども時代を守るために

第7章 「自然の中での遊びを通じた,自発的で協同的な学び」を地域...

  1. 1.[書籍]

安心して休む
思いっきり遊び、思いっきり学ぶ
子どもの居場所〈サードプレイス〉がある地域〈まち〉を立ち上げよう

学校以外の居場所はどこにあるの?
不登校の子どもが安心して過ごせる地域とは?
子どもを孤立させない! 保護者を孤立させない!
あらゆる子どもの育ちと学びを支える まちづくりの挑戦

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