書籍
書籍

いかにして民主主義は失われていくのか 新装版 新自由主義の見えざる攻撃

0.0

販売価格

¥
4,950
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2025年11月12日
国内/輸入 国内
出版社みすず書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784622098270
ページ数 336
判型 46

構成数 : 1枚

序 デモスの崩壊

第一部 新自由主義的理性と政治的生
第一章 民主主義の崩壊 新自由主義が国家と主体をつくりなおす
第二章 フーコーの『生政治の誕生』 新自由主義の政治的合理性の見取り図
第三章 フーコー再訪 ホモ・ポリティクスとホモ・エコノミクス

第二部 新自由主義的理性を散種する
第四章 政治的合理性とガバナンス
第五章 法と法的理性
第六章 人的資本を教育する

終章 剥き出しの民主主義が失われ、自由が犠牲へと反転する

訳者あとがき
原注
索引

  1. 1.[書籍]

いまや新自由主義は、民主主義を内側から破壊している。新自由主義は政治と市場の区別を取り払っただけでなく、あらゆる人間活動を経済の言葉に置き換えた。主体は人的資本に、交換は競争に、公共は格付けに。だが、そこで目指されているのは経済合理性ではない。新自由主義は、経済の見かけをもちながら、統治理性として機能しているのだ。
その矛盾がもっとも顕著に現れるのが大学教育である。学生を人的資本とし、知識を市場価値で評価し、格付けに駆り立てられるとき、大学は階級流動の場であることをやめるだろう。
民主主義は黙っていても維持できるものではない。民主主義を支える理念、民主主義を保障する制度、民主主義を育む文化はいかにして失われていくのか。新自由主義が民主主義の言葉をつくりかえることによって、民主主義そのものを解体していく過程を明らかにする。

作品の情報

メイン

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。