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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年11月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | あさま社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784910827063 |
| ページ数 | 288 |
| 判型 | 46変形 |
構成数 : 1枚
第1章 軽井沢の四季
冬の骨格
冬の味
火
春のまなざし
土に育つものを食べる
魚と昆布
夕暮れ
夏はトウモロコシ
萩の花
収穫
ジビエ
錦秋
巣ごもりの準備
第2章 生活をいちからつくる
二拠点生活の始まり
月夜の斧と昼間の鍬と
山のくらし
軽井沢から足を延ばす
木の家
ゆとりのあるくらし
情報との付き合い方
くらしとは
第3章 孤独と再会する
旅に出る理由
ミラノふたり旅
ヴェネツィア、旅の風景
ちいさい湖
英国の庭をめぐる
孤独が想像力を養う
日常を描く
作家と人格
第4章 子どもとの時間
ちいさいモモちゃん
筍のえぐみ
夏休みの過ごし方
民芸品と料理道具
器と朝ごはん
おはぎ
きものと文楽
【カラー写真 満載のエッセイ】
ーー開墾しようと思った。
買ったのは土地というより、白紙のプロジェクトそのものだった。
10年続く、東京と軽井沢の2拠点生活。
どんなに忙しても欠かすことのなかった、森の別宅での時間。
自然の移ろいの中、いかに心を休め、自分を取り戻していったか。
家について車から降り立つたび、ひとりの人間に戻れる気がした。
肺の奥の空気が入れ替わり、はじめてきちんと深く呼吸をする。
これまで浅い呼吸しかしていなかったことに気づく。
そっと芝生を踏みしめ、夜の匂いを嗅ぐ。
旬なものを生かし、じっくりと手間暇をかける料理。
石ころだらけの土地に少しずつ手を入れていった庭と林。
子どもに手をかけたごはんをつくれる聖域は軽井沢だけ。
ゆとりとは、どこかに探しに行ったり
懸命につくりあげるものではなくて、
毎日変わらなくても
同じようにしたいことがあること。
Instagramで注目を集める、森の暮らしを
初めて綴った上質なエッセイ。
情報からの距離のとり方など生きるヒントも満載。
ベストセラー『孤独の意味も、女であることの味わいも』著者の新境地。

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