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ピアジェ・思考の誕生 ニューロサイエンスと哲学から読み直すリハビリテーションの新しい地平

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フォーマット 書籍
発売日 2025年10月24日
国内/輸入 国内
出版社協同医書出版社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784763910981
ページ数 568
判型 A5

構成数 : 1枚

【序章】ピアジェの「運動性知能」という現代性
1 この本を書くにあたって
2 ジャン・ピアジェの生涯(1896~1980)
3 発生的認識論とリハビリテーション
4 発生的認識論の基盤
1概念の構築
2スキーマの形成
3同化、調節、そして均衡化
5 発達における4つの段階
6 現代的視点から捉えるピアジェの理論とその補完
1神経可塑性と社会文化的アプローチ -ピアジェの理論の限界-
2ピアジェの理論と認識論の融合
3段階説の再検討 -連続性・個人差、そしてニューロサイエンスの知見-
参考文献

【第1章】「ピアジェの発達段階1 感覚運動期」を読み直す
1 感覚運動期とは
2 6つのサブステージの概略
1原始反射(0~1か月)
2第一次循環反応(1~4か月)
3第二次循環反応(4~8か月)
4手段と目的の結合(8~12か月)
5第三次循環反応(12~18か月)
6スキーマの内面化(18~24か月)
3 認知発達の起源としての原始反射
4 第一次循環反応 -能動的探索の始まり-
5 第二次循環反応 -物と身体の関係づけ-
6 手段と目的の結合 -知性の黎明-
7 第三次循環反応 -子どもは研究者-
8 スキーマの内面化 -表象的思考の芽生え-
参考文献

【第2章】「ピアジェの発達段階2 前操作期」を読み直す
1 前操作期とは
2 表象と思考
1行為的表象
2視覚的表象
3象徴的表象
3 言語能力の発達
1語彙の増加と文法的マーカーの萌芽
2過剰般化のプロセス
3概念の理解と語彙の精緻化
4 直感的思考の特徴
1実念論
2アニミズム
3人工論
5 中心化と自己中心性
1見かけに惑わされる思考
2自己中心性
参考文献

【第3章】「ピアジェの発達段階3 具体的操作期」を読み直す
1 具体的操作期とは
2 洗練された言語の獲得
1能記と所記
2刺激等価性
3因果関係への言語の利用
4外言から内言へ
3 可逆性の理解と物語の形成
4 保存や数の概念の理解
5 脱中心化に伴う道徳的発達の進化
1他者視点取得と心の理論
2感情的共感と論理的思考の接合
3道徳発達と規則の理解
参考文献

【第4章】「ピアジェの発達段階4 形式的操作期」を読み直す
1 形式的操作期とは
2 物事の抽象化システム
3 仮説演繹的思考の形成
4 命題的思考と論理的操作の洗練化
5 物語的自己同一性と反省的自己意識
6 意思決定と自己効力感
7 メタ認知と三元ニッチ構築
8 倫理的思考と宗教的思想
参考文献

【終章】人間復権としてのリハビリテーション -発達理論と現代科学と哲学の統合的視座から-
1 現代のリハビリテーションの課題と限界
2 ピアジェの発達理論とリハビリテーション -認知構造の再構築と適応-
3 ピアジェの理論と現代科学の融合から脳卒中リハビリテーションを考える
1脳卒中後の回復過程における理論的枠組み
2リハビリテーションにおける「自己制御」の再構築
3身体化された認知と生成のプロセス
4統合的解釈 -リハビリテーション・モデルの構築-
4 ピアジェの発達理論に基づく脳卒中リハビリテーションの体系的展開
1「感覚運動期」-新たな自己の創造に向けた感覚と運動の統合-
2-...

  1. 1.[書籍]

◆リハビリテーション界のトップランナーが5年ぶりに世に送る、渾身の書き下ろし!

★ピアジェが新しい!
ピアジェの理論 × ニューロサイエンス × 哲学 ⇒ *新しいリハビリテーション理論

本書はジャン・ピアジェによる歴史的な心理学理論である「発生的認識論」を縦糸として、そこにニューロサイエンスと哲学の諸成果を織り込み、その共鳴を探究することによって、リハビリテーションの原理を新たな姿で浮かび上がらせようとする野心的な試みです。
その根幹となるのは、ピアジェによる「人間性」の理解、とりわけその知能の誕生と発達に関わる思考方法です。彼の残した仕事は、人間の発達過程を理解する際の理論として、今もなおいっそうその礎石とも言える価値をもっており、だからこそ、現代のニューロサイエンスや哲学の諸成果との整合性を丁寧に探りつつ、それを土台にして「回復の科学」としての新しいリハビリテーションのビジョンを描き出す探究を可能にしてくれます。

ピアジェによれば発達の本質とは、「思考と行為の質的に異なるシステムによって特徴づけられる一連の段階に沿って進行する。これはある段階から次の段階への移行は、子どもがより何かができるということだけを意味するのではなく、物事を異なったやり方でするということ」です。
ここで「ある段階から次の段階への移行」として指摘されている過程とは、まさに現代のシステム理論や、生きる環境との豊かな相互作用によって統合的に確立していく存在としての人間理解という視点から捉え直されつつあるリハビリテーションへの新たな意義とその必要性の再認識を私たちに迫る、きわめて現代的な問いかけなのです。

発達の障害を抱える子どもに教育者・支援者として向き合う人々はもちろんのこと、成人における脳損傷リハビリテーションに治療者として向き合う人々、そしてそうした人々の日々の努力によって確立していくこの国のリハビリテーションの未来のために、ピアジェ理論のさらなる理解とその活用は大きな意義をもっているのです。

作品の情報

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著者: 森岡周

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