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イラン現代史 イスラーム革命から核問題、対イスラエル戦争まで

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月20日
国内/輸入 国内
出版社中央公論新社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784121028822
ページ数 288
判型 新書

構成数 : 1枚

■目 次■



はじめに



序 章 近代国家建設と東西冷戦構造



1 パフラヴィー朝の成立と近代国家への道

2モハンマド=レザー・シャーの専制政治と白色革命

3 反王政運動と王の国外退去

コラム1 在外イラン人学生の運動





第1章 ホメイニー体制と革命勢力の角逐



1 ホメイニー師の帰還と革命の達成

2 バーザルガーン暫定政府と憲法制定

3イスラーム共和国体制と大統領選挙

コラム2 反西洋とファストフード





第2章 イラン・イラク戦争とイスラーム共和体制



1 押しつけられた戦争と「法学者の統治」

2広がる戦火と「コントラ事件」

3戦争の終結と新たな体制の模索

コラム3 亡命者とテヘランゼルス



第3章 ハーメネイー体制と政治的自由



1 新体制と戦後復興 ラフサンジャーニー政権(1989〜97)

2体制の変容と政治的自由 ハータミー政権(1997〜2005)

3 体制の問い直しと宗教実践の多義性

コラム4 レスリングとサッカー





第4章 新保守派の台頭と「緑の運動」



1 国際関係の緊張とアフマディーネジャード政権(2005〜13)

2 国際的孤立と「緑の運動」

3市民生活の変容と核開発問題

コラム5 科学者と頭脳流出





第5章 防衛戦略と核問題



1 革命防衛隊の社会への浸透
2 革命防衛隊とロウハーニー政権(2013〜21)

3核問題の解決と中東情勢の変化

コラム6 日本とイランの国交一〇〇年





終 章 暗雲垂れ込めるイスラーム共和体制の未来

1 ライースィー政権(2021〜24年)への期待と終焉

2急変する国際情勢とペゼシュキヤーン政権の発足

3イスラーム共和体制の未来





あとがき

主要参考文献

関連年表

  1. 1.[書籍]

1979年にホメイニ―師を中心とした革命で発足したイラン・イスラーム共和国。

シーア派の理論に基づいた体制を敷き、中東でも反アメリカ、反イスラエルの急先鋒として存在感を示す。

国際的に孤立しようとも核開発を進めて独自の道を歩むが、ここに至るには東西冷戦や中東での覇権争いなど複雑な歴史があった。

本書は革命以後の軌跡を政治・経済・社会の側面から迫る。混迷する国際情勢の中、イランはどこへ向かうのか。

作品の情報

メイン
著者: 黒田賢治

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