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ナショナリズムとは何か 帰属、愛国、排外主義の正体

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月20日
国内/輸入 国内
出版社中央公論新社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784121028808
ページ数 304
判型 新書

構成数 : 1枚

【目次】

まえがき



第1章 ナショナリズムとは何か 議論の概観

1 出現

ネーションはいつからあるのか 近代の社会現象 多様化し日常化するナショナリズム

2 定義

言葉の由来 「生まれ」 1政治の意識として 2政治運動のイデオロギーとして 日常的なナショナリズム

3 源泉

1近代主義 2民族象徴主義 3政治や権力闘争

4 分類

「良いナショナリズム」と「悪いナショナリズム」? ナショナリズムとパトリオティズム

5 まとめ――プラスでもマイナスでもなく



第2章 ナショナリズムを構成しているもの

1 三つの意識

2 三つの意識の背景

社会学/政治学/心理学 着目点の違い 諸意識の実態 世界各国の実態 意識は時間とともに変わる

3 意識間の相互連関

愛国心と排外意識はいつ結びつくの? 個人的差異より社会的文脈が重要? グローバル化の効果? 国のメンバーシップの性格?

4 まとめ――ナショナリズムの多次元性



第3章 何が帰属意識を強めるのか

1 ネーションへの帰属意識

地域主義との関係 複数のアイデンティティ

2 近代化と帰属意識の高まり

学校教育、鉄道 出版・印刷の普及 軍隊

3 現代文化と帰属意識

スポーツの祭典 FIFAワールドカップ アフリカのサッカー選手権 ラグビーワールドカップ

4 帰属意識を高める政治

5 まとめ



第4章 何が愛国心とプライドを強めるのか

1 愛国心の多義性・多様性

愛国心をどう捉えているか 愛国心の国際比較

2 経済格差との関係

格差と貧困 政府の陽動

3 政治的動員・選挙との関係

選挙と動員

4 国際環境の影響

グローバル化の影響 国際紛争と脅威

5 文化表象としての音楽イベント

音楽の力 国歌と祭典

6 まとめ



第5章 何が排外意識と優越感情を強めるのか

1 経済不安よりは向社会性?

経済的な脅威 集団的な脅威 外国人比率の効果

2 政治状況と排外主義

ホモナショナリズム/フェモナショナリズム

3 隠れた反移民感情

文脈によって異なる「望ましい回答」

4 国際政治の影響

外交的緊張

5 まとめ



第6章 政治・経済への効果

1 公共財の分配

福祉への効果 多民族国家は不利なのか

2 シンボル操作の効果

国土・国旗という象徴と寄付 党派的分断を癒す

3 民主的な規範と政治信頼

民主主義を促すか 社会的な信頼と負担

4 経済や資源の開発

資源ナショナリズム エコ・ナショナリズム/グリーン・ナショナリズム

5 まとめ――ナショナリズムの政治経済的効用?



第7章 暴力・紛争への効果

1 ナショナリズムと内戦

貧困と格差 政治的排除の回避 連邦制や選挙制度への効果

2 ナショナリズムと少数派の弾圧

暴力と流血が生まれる理由 東欧でのホロコースト

3 ナショナリズムと国家間戦争

国民国家と戦争の波 失地回復運動 言説枠組みの影響

  1. 1.[書籍]

民族や国民をめぐる心の働きを強め、再生産するナショナリズム。

帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。

世界で猛威をふるう排外主義・右派躍進の正体とされるが、なぜ同胞愛は憎悪に変わるのか。

なぜ民族紛争は再燃するのか。

経済不安との関係とは。



本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例をふまえナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、私達の心を動かすかの全容を描く。

俗説を覆し、本質に迫る。

作品の情報

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著者: 中井遼

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