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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年10月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | くろしお出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784801110199 |
| ページ数 | 232 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第1章 言語知識とは
1. はじめに
2. 人間言語の知識と使用:3つの重要な特徴
3. 言語知識のモデルとその習得
4. 第二言語の知識
5. 様々な第二言語習得研究のアプローチ
6. なぜ生成第二言語習得研究(GenSLA)か
7. 本章のまとめ
第2章 文法の種類と句構造
1. はじめに
2. 文法の種類
3. 文を構成する単位:品詞と範疇
4. 5文型と前置詞句
5. 動詞句の構造:主要部と補部と付加部
6. 名詞句の構造
7. 本章のまとめ
第3章 ミニマリスト・プログラム入門
1. はじめに
2. 文の派生:記述と説明の方法
3. 文の派生:範疇とDP・VP・vP
4. 時制のある統語構造
5. 埋込節と主節、Yes/No疑問文
6. wh疑問文
7. 本章のまとめ
第4章 主語の習得
1. はじめに
2. 英語の文の主語とは何か
3. 英語の文の主語の特徴
4. 英語の文の義務的主語の習得と母語の影響
5. 文主語の使用に見られる母語の影響
6. 主語位置にある名詞句とその名詞句がもつ特性
7. 本章のまとめとさらなる課題
第5章 二種類の自動詞とbe+過去分詞
1. はじめに
2. 意味役割と格
3. 2種類の自動詞
4. be動詞の過剰使用と2種類の自動詞
5. さらなる考察
6. 本章のまとめと今後の課題
第6章 受動文と母語の影響
1. はじめに
2. 英語の受動文と日本語の受動文
3. 母語の影響、インプット、学習可能性
4. 第二言語習得研究
5. 日本語母語話者の間接受動文に対する容認の変化とその原因
6. まとめとさらなる問題
あとがき 研究アウトプット仮説
1. 研究と勉強
2. 第二言語習得研究とよばれる分野:研究課題
3. 研究アウトプット仮説
4. 何にどう取り組むか:時間、場所、日本語・英語の力
5. 卒業論文、修士論文、博士論文
6. 文献研究
7. 研究発表・論文作成の意味と活用方法
8. まとめ
近年、生成文法に基づく第二言語習得研究では多くの興味深い研究が発表されてきた。その成果を活かし、主語・非対格・受動を中心に、日本語母語話者の英語を解き明かす。私たちのもつ言語知識がいかに素晴らしいか、きっと新しい発見があるだろう。
■まえがきより
第二言語習得研究は、学習者のもつ第二言語・外国語の知識およびその習得のしくみを明らかにすることを目的とした研究領域である。その中でも、言語学および心理言語学の知見に基づいて、この目標を達成しようとする研究領域の1つ、生成文法に基づく第二言語習得研究(Generative Approaches to Second Language Acquisition: GenSLA)では、近年、多くの興味深い研究成果が発表されてきた。本書はその入門書である。お読みいただければわかるように、ここで扱う内容はGenSLAに分類できるものの、生成文法のうちミニマリスト・プログラムを基盤として、矛盾のない形で機能的なアプローチや語彙意味論も取り込んで、第二言語としての言語知識を記述・説明しようとしている。(中略)
本書は、英語や日本語を含む外国語教育に携わる皆さんにぜひご一読いただきたい。私たちのもつ言語知識の素晴らしさが多少なりとも見えてきて、それが少しでも皆さんの教育への貢献・実践の後押しになれば幸いである。

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