音楽がErykah BaduやLauryn Hillを引き合いに出し賞賛したファースト・アルバム、『Voice Notes』から2年7カ月ぶりとなるYazmin Laceyの待ちに待ったセカンド・アルバム!優しい気持ちにさせてくれる歌声は健在。
2年7カ月ぶりとなる2作目のスタジオ・アルバム。ソウル、スカ、ラバーズロック、インディーを融合させた彼女の特徴的なサウンドをベースに、実生活、深夜の考え事、そして急遽決まったタイ旅行などを歌った、鮮やかで感情豊かなアルバムに仕上がっている。一流のアーティスト、Miles Clinton James (Little Simz 'Lotus')、Barney Lister、Matt Maltese等とのコラボレーションはこのアルバムに深みを与えてくれている。リリースはYazminが設立したOwn Your Own Recordsから。
■仕様:盤は限定のトランスペアレント・ティール・リップル・ヴァイナル(緑と青の中間の色の波紋)、折り畳み式ブックレット(歌詞掲載)
発売・販売元 提供資料(2025/09/24)
在英カリビアンのソングストレスによる2年半ぶりの新作は、リトル・シムズの近作に貢献したマイルス・クリントン・ジェイムスとマーシーのバーニー・リスターを中心にUKの気鋭たちがバックアップ。彼女の根幹となるレゲエ~ラヴァーズ・ロックのほか、アフロビート風、ネオ・ソウル、ポップ・ロックなど楽曲は多彩で、エズラ・コレクティヴのジョー・アーモン・ジョーンズが手掛けたエレガントなスロウ、タイソンと声を交えたジャジーでハネたビートの90s風R&Bまでが、まろやかなハスキー・ヴォイスのもとで破綻なくまとまっている。前作以上にスケールの大きさを感じさせる快作だ。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.504(2025年11月25日発行号)掲載)