ポール・モチアン最晩年のバンド・メンバーでもあるサックス奏者、ジェローム・サバーの2025年新作アルバム「スタンド・アップ!」。
パリ出身、ブルックリンを拠点とするサックス奏者ジェローム・サバーグ:活動の根幹であるカルテットでの10年以上ぶりの新作!!
長年共演するベン・モンダー、ジョー・マーティンに加え、ドラマーはナシート・ウェイツ!アナログ・テープへの録音による、音質にも最高にこだわったエディットなしの注目作品。フランス・パリ生まれ、NYを拠点にキャリアを積むジェローム・サバーグが、10年以上ぶりに自身のカルテットを再結集!待望の新作『Stand Up!』を発表する。リリースはアナログ録音にこだわる自身のレーベル Analog Tone Factoryから。メンバーは長年の盟友であるベン・モンダー(g)、ジョー・マーティン(b)に加え、燻銀の名ドラマー、ナシート・ウェイツ。直近2作では、ケニー・バロンやアル・フォスターといった巨匠との作品を出してきたが、カルテットは20年以上にわたるジェロームの活動の根幹となる形態。本作は、自身が最も大切にするユニットでの渾身の一枚だ。
タイトルの『Stand Up!』には2007年の作品『Pogo』に収録された曲を元に、「混迷の現代に立ち向かう」「自身が信じるもののために立ち上がる」というメッセージも込め、曲はすべて個人的なオマージュで構成した。サム・リヴァース、スティーヴィー・ワンダー、ケニー・バロン、そしてポール・モチアンらに捧げ、これらは全て自己に向き合ったもの。カントリー、ブルース、R&Bの要素がジャズと融合した演奏は、どれも奥深い。一方、ベン・モンダーの振り切ったギターとナシートのドラムが炸裂するM6は、ナイン・インチ・ネイルズのTrent Reznorに捧げたナンバーで、カルテットの表現の振り幅の広さも示している。
録音は、レーベルのポリシーとする一発録音!エンジニアはジェームズ・ファーバー、マスタリング(&アナログ・カッティング)は、バーニー・グランドマンと、名匠が担当。同レーベルで話題になるChris Cheekの録音前日に、同じスタジオ、スタッフで収録され、音質面でも注目の作品だ。
発売・販売元 提供資料(2025/09/22)