テクノロジー・ポップスのマエストロ、無果汁団。ファン待望の4枚目のアルバムが2年ぶりに登場!今回のアルバム10曲は、前半が現代編、後半が未来編と分けられており、楽曲はヴァラエティに富んでいるものの、歌詞を通じて"現代の病理と未来への希望"をテーマに全体の世界観を統一したコンセプト・アルバムになっている。メンバー自身も「これが本当の意味でのファーストアルバム」と発言しているほどの自信作。全ての先鋭的なポップス・ファンに捧げる、2025年ジャパニーズ・ポップスの隠れたマスターピースになること必須だ。 (C)RS
JMD(2025/09/18)
テクノロジー・ポップスのマエストロ、無果汁団。ファン待望の4枚目のアルバムが2年ぶりに登場!
ヴィンテージなシンセサイザーの響き溢れるノスタルジーなポップス感覚と、親しみやすさの中にも一筋縄ではいかない高度なコードワークを用いた楽曲が彼らの魅力。今回のアルバムではファーストとセカンドでも歌っていたボーカリスト「みさき」がひさびさに復帰。音大出身のメンバー2人が作るアカデミックな理論に打ち立てられたハーモニーと緻密に作り込まれたアレンジは、親しみすさのなかにも聴けば聴くほど謎が解けないような奥深い魅力がある。浮遊感溢れた女性ボーカルとSF近未来的な歌詞世界を散りばめたポップ・センスは唯一無二で、国内のみならず海外でも注目され、世界各国のサブスクリプション・サービスのチャートでも首位になるなど各所で話題になっている。
レイト80'sのアフターYMO世代直結のオリエンタルなテクノ・ポップから、彼らのルーツとなるXTCにも通じるブリティッシュ・モダンポップ、スティーリー・ダンを彷彿させる豊かなテンションコードを多用したAOR系シティ・サウンドなど、その幅広い音楽性とハイクオリティなサウンド・デザインは、今回も更に磨きかかっている。入魂のマスタリングはmicrostarの佐藤清喜。更に最新ミュージック・ビデオをアメリカ気鋭のファッションデザイナー/フィルムメーカーであるダレル・ウィリアムスが監督を担当している。
今回のアルバム10曲は、前半が現代編、後半が未来編と分けられており、楽曲はヴァラエティに富んでいるものの、歌詞を通じて「現代の病理と未来への希望」をテーマに全体の世界観を統一したコンセプト・アルバムになっている。メンバー自身も「これが本当の意味でのファーストアルバム」と発言しているほどの自信作。全ての先鋭的なポップス・ファンに捧げる、2025年ジャパニーズ・ポップスの隠れたマスターピースになること必須だ。
発売・販売元 提供資料(2025/09/16)
ヴィンテージ・シンセによる記名性の高い音作りと洗練のコードワークを掛け合わせたモダン・ポップを奏でるユニットが、待望の4作目を完成。1~2作目と同じくみさきをヴォーカリストに迎えた本作は、前半を〈現代編〉、後半を〈未来編〉と位置付けて〈現代の病理と未来への希望〉を描いたというコンセプト・アルバムに。YMO直系のオリエンタルなテクノ・ポップやソフトなAORとみさきのピュアな歌声、SF風の歌詞が重なって現出するのは、星屑の煌めきを〈音〉に転写したような奥行きあるコズミック・ポップ。こだわり抜かれた無二のサウンド、その一音一音の鳴りが美しすぎて悶絶します。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.503(2025年10月25日発行号)掲載)