闇を越え、光をつかむ──バッティストーニが描いた、マーラー7番"再発見"の旅。本作は、2024年に行われた東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(サントリーホール)でのライヴ録音による、マーラー:交響 曲第7番≪夜の歌≫です。演奏当日は満席となり、終演後には長いスタンディングオベーションが巻き起こるなど、観客・批評家双方か ら非常に高い評価を受けました。 音質においても、ホールの豊かな響きとライブの緊張感を両立させる優れた収録となっており、演奏と録音の両面から完成度の高い 内容となっています。 (C)RS
JMD(2025/09/17)
闇を越え、光をつかむ──バッティストーニが描いた、マーラー7番"再発見"の旅。
本作は、2024年に行われた東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(サントリーホール)でのライヴ録音による、マーラー:交響 曲第7番《夜の歌》です。
演奏当日は満席となり、終演後には長いスタンディングオベーションが巻き起こるなど、観客・批評家双方か ら非常に高い評価を受けました。 音質においても、ホールの豊かな響きとライブの緊張感を両立させる優れた収録となっており、演奏と録音の両面から完成度の高い 内容となっています。
マーラーの交響曲第7番は、バッティストーニ自身が「ずっと恋してきた作品」で、演奏機会が少ないが、それまでのマーラーのスタイルの集大成といえる傑作であると語っており、マーラーの中でもとりわけ 個人的な思い入れをもって臨んでいます。
この交響曲は、夜の闇を受け入れながら幻想と光へと歩む"音の旅"を描いており、第1楽章の葬送的な序幕から第2・4楽章の「ナハトムジーク」(夜の音楽)がもたらす妖しくも優雅な夢想、第3楽章の緊張感漂うスケルツォ、そして終楽章でのティンパニとブラスの解放的な爆発── どこまでも劇的でありながら、感動的な旋律と色彩感に満ちています 。
バッティストーニは、この作品を、物語性の強い"演劇的な交響曲"として構築し、難解と思われがちな第7番を「実は分かりやすく、すごくドラマティックな作品だ」と再認識させる、新たなマーラー体験をもたらしてくれます。
発売・販売元 提供資料(2025/09/16)