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保育者論 実践力を育み専門性を培う

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月25日
国内/輸入 国内
出版社ななみ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784910973364
ページ数 192
判型 B5

構成数 : 1枚

(もくじ)
はじめに
序 章 今,求められる保育者像
第1章 保育者の基本的役割と倫理
第1講 保育者の役割
1.保育者とは何か
2.法律による資格・免許の取り消し
第2講 保育者の倫理
1.保育士倫理綱領
2.子どもの代弁者である保育者,権利の主体を育む保育
3.保育虐待にみる保育者の倫理
⃝私の保育者論 《中塚良子》

第2章 保育者の制度的位置づけ
第3講 保育者の資格と責務—保育士の一日にふれて—
1.保育者になるための資格
1 保育士の資格
1 保育士資格とは
2 保育士資格を取得する方法
3 保育士資格を失う場合
2 幼稚園教諭の資格
1 幼稚園教諭免許とは
2 幼稚園教諭免許を取得する方法
3 幼稚園教諭免許状を失う場合
3 保育教諭
1 保育教諭に必要な資格・免許とは
2 保育教諭に必要な資格・免許を取得する方法
2.第2節 保育士の一日と求められる責務
1 人権への配慮・人格の尊重
2 不適切保育にならない保育
3 地域との交流・連携
4 秘密保持
5 保護者・地域への説明
6 苦情の解決
第4講 保育における養護と教育
1.養護と教育を一体的に実践すること
1 保育所保育指針に明示されている養護と教育
2 事例から読み解く養護と教育の一体的な実践
1 健全な発達と養護としての子どもの安全教育
2 保育者集団が対話し検討した保育環境の総合性
3 保育者集団と保護者とのつながり方
2. 事例から読み解く幼稚園における教育
⃝私の保育者論 《源 証香》
⃝私の保育者論 《守隨 香》

第3章 保育者の専門性
第5講 保育者の資質と能力—幼稚園教諭の一日にふれて—
1.環境としての保育者
1 保育者が環境の一つであること
2 向上しようとする保育者の姿勢
2.保育者の一日と必要な資質・能力
1 前日の保育者
1 翌日の保育を構想する
2 教材研究をし,環境を構成する
2 登園前の保育者
1 環境を確認する
2 保育者自身の心身の有り様を意識する
3 登園時の保育者
4 保育中の保育者
1 遊びを豊かにする
2 一人一人と丁寧に関わる
3 人と人との関わりをつなぐ・支える
5 降園時の保育者
6 降園後の保育者
1 今日の環境を振り返る
2 記録し,今日の保育を振り返る
3.園の一員としての保育者
1 園の一員としての仕事を担う
2 保育に関わる連携をとる
1 他の保育者と関係をつくる
2 他の保育者と子ども理解を深める
3 他の保育者と研修をする
第6講 専門的知識・技術・判断
1.保育者の専門性
1 保育に関する専門性をもつこと
2 保育者の専門性を高めること
3 保育者の倫理観
2.保育者の「専門的知識・技術」
1 保育者の「専門的知識・技術」の実際
2 6つの「専門的知識・技術」
1 発達を援助する知識・技術
2 生活を援助する知識・技術
3 環境を構成する知識・技術
4 遊びを展開する知識・技術
5 関係を構築する知識・技術
6 相談・援助する知識・技術
3.保育者の「判断」
1 知識・技術と判断
2 保育者の「判断」の実際
1 子どもと関わる場面での「判断」
2 環境を構成する際の「判断」
3 保護者と

  1. 1.[書籍]

保育者に求められるのは,保育者の役割・倫理の理解,制度的位置づけと専門性を把握すること,諸機関と連携・協働をすすめること,資質向上をめざすなど(厚労省教授科目「保育者論」)が示されている。こうした専門的知識・技能の修得は不可欠である。また,保育者をめざす者は,いわゆる「不適切な保育」を担う立場であってはならない。
では,保育者に求められる資質とは,どのような内容なのか。専門的知識・技能の修得とともに,保育者自身がたゆまぬ自己向上心をもつことが肝要である。その際,子ども・人間への深い洞察や学び続ける謙虚な姿勢を重視したい。本書で,保育者論の基盤となる法的・制度的理解や位置づけなど,必須事項を修得してほしい。また,先輩保育者がそれぞれの経験からを語っている「保育者論」も貴重な提言である。読み解き,対話も試みながら,どのような保育者をめざしたいのか,自分なりの将来像をもてるように思考し,深めていってほしい。保育者論の学びは,学生時代に完結することではなく,実践現場をはじめ社会人として生きる日々から,創造的に身につける課題であることを理解してほしい。

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