生きる伝説=ウィリー・ネルソン 通算155枚目となる 最新アルバム
マール・ハガードの名曲を新たに解釈した『Workin' Man: Willie Sings Merle』(アナログ盤)
ウィリー・ネルソン、ソロ78作目、通算155作目のスタジオ・アルバム『Workin' Man: Willie Sings Merle』。今作はカントリー・ミュージックの伝説=マール・ハガードが手掛けた名曲をウィリー・ネルソンが新たに解釈した作品。過去10年間でも、ハーラン・ハワード、レイ・プライス、ジョージ・ガーシュウィン、ロドニー・クロウエルといったソングライターに焦点を当てたアルバムをリリースし、さらにフランク・シナトラに関連する楽曲を収録した2巻組アルバムも発表している。ウィリー・ネルソンとマール・ハガードは長年の友人であり、過去にも、1983年『パンチョ・アンド・レフティ』、2007年『ラスト・オブ・ザ・ブリード』(レイ・プライスと共演)、2015年『ジャンゴ・アンド・ジミー』という3作を共作し発表している。
長年の共同制作者ミッキー・ラファエルと共にウィリー自身がプロデュースした本作は、オースティンの本人所有スタジオ「ペデルナレス・スタジオ」で録音。長年にわたりファミリー・バンドのメンバーとして共に活動した姉ボビー・ネルソンとポール・イングリッシュとの最後の共演作となった。ウィリーの私生活と音楽活動において誰よりも長く寄り添った存在であるボビー(ピアノ)とポール(ドラム)に加え、ミッキー・ラファエル(ハーモニカ)、ケヴィン・スミス(ベース)、ポールの弟ビリー・イングリッシュ(ドラム&パーカッション)が参加。この最新作からの先行シングルは、名曲「Workin' Man Blues」。この曲は1969年にマール・ハガードがカントリーチャート1位を獲得した大ヒット曲。その他にも、長年のキャリアからの様々な時期の楽曲が全11曲収録されている。
発売・販売元 提供資料(2025/09/05)
2025年は彼の新作に2枚も出会えたことで記憶されるだろう。この通算78枚目は友人にして良きコラボ相手でもあったマール・ハガードの名曲を再解釈したトリビュート作で、代表曲"Workin' Man Blues"などがウィリーの特徴的なギターや歌い回しで味わい深く料理されていく。実姉のボビー・ネルソンとドラマーのビリー・イングリッシュとの最後の録音も含まれている。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.505(2025年12月25日発行号)掲載)