RiversideのメンバーMariusz Dudaによるソロプロジェクト=Lunatic Soul(ルナティック・ソウル)
これまでのアルバムで描かれてきた物語"生と死の輪廻"の最終章『The World Under Unsun』
ポーランドのバンド、Riversideのメイン・ソングライターでありボーカリスト/ベーシストMariusz Dudaによるソロプロジェクト、Lunatic Soul(ルナティック・ソウル)。2008年に始動したLunatic Soulは、Dead Can Dance、アルバム『Passion』期のPeter Gabriel、Mike Oldfield、Clannad、 Hedningarna、そしてDepeche Modeといったアーテイストから影響を受けている。アンビエント音楽とエレクトロニック・ミュージックにフォークやロックの要素を融合させたサウンドが持ち味である。
Mariusz Duda自身は、Lunatic Soulについて"Riversideよりも音楽的独創性の余地を与えてくれる"と信じているため、"サイドプロジェクト"と呼ばれることを好まない。「私にとってルナティック・ソウルに"二次的"な要素は一切ない。音楽的にもコンセプト的にも、Riversideと同等、もしくはそれ以上に重要な音楽世界なんだ。Lunatic Soulでは、文字通り何でもできるんだ」。
8作目のスタジオアルバム『The World Under Unsun』は、これまでの作品で描かれた「生と死の輪廻」という物語の最終章となる。孤独な芸術家である旅人が、生と死の狭間を旅する物語だ。時系列的には、アルバム『Fractured』の後、そして『Walking on a Flashlight Beam』の前に位置している。「生と死の輪廻」は、ループに囚われ生と死の間を絶えず往来する無名の主人公が描かれている。
アルバムタイトルに含まれている"Unsun"とは皆既日食中の太陽を意味し、物事がうまくいかない世界に浮かぶ"異質な存在"として、主人公の精神世界を象徴している。『The World Under Unsun』は、有害な人間関係と繰り返されるパターンから抜け出し、自らの人生を変える決意をする男の物語だ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/09/05)
今作は全14曲を収録したCD2枚組のダブルアルバムで、総再生時間約90分。多様性に富み、深く雰囲気のあるプログレッシブ・ロックを展開されている。8月に公開された楽曲(5)「The Prophecy」でもドラム以外のパートは全てMariusz Dudaの手によるものだ(ドラムはWawrzyniec Dramowicz)。
また、2021年から2025年にかけてポーランド・ワルシャワのSerakos Studioにて、MagdaとRobert Srzedniccyによって録音・マスタリングされ、Magda、Robert Srzedniccy、Mariusz Dudaによってミキシングされている。
Mariusz Dudaは、今作に対してLunatic Soul、そして自身のキャリアにおける最高傑作だと語る。「何年も時間をかけて制作し、丹念に磨きをかけたこの作品から、きっと誰もが自分自身の何かを見つけられるはずだ。Lunatic Soulの作品に懐疑的な人々をも納得させるアルバムになるだろう。普段は自分のアルバムに完全には満足できず、もっと良くできたかもしれないと感じるが、今回の作品は誇りに思っている」。
『The World Under Unsun』は、過去20年にわたりMariusz Dudaが紡いできた芸術的活動の真髄が90分に凝縮されている。
メディアブック仕様
<Lunatic Soul>
Mariusz Duda - vocals, backing vocals, piano, keyboards, acoustic guitar, bass, piccolo bass, percussion
guest appearnaces:
Wawrzyniec Dramowicz - drums (on songs 1、2、4、5、8、9、11、13)
Marcin Odyniec - saxophones (on songs 2、6、8)
Mateusz Owczarek - guitar solo (on song 4), soundcapes (on song 12).
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発売・販売元 提供資料(2025/09/05)