「自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのように選択するか、ということ…。」
映画史上に残る一大ファンタジー映画の金字塔となった<ハリー・ポッター>シリーズ。映像と共に観る者の感情に直接訴えかけるこのシリーズの壮大なサウンドトラックが、2枚組ブラック・アナログ盤となって登場! こちらはシリーズ第六作目のサウンドトラック、『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』!
映画史において非常に大きな成功を収めたシリーズとしてその名を刻む、ハリー・ポッター・シリーズ。J.K.ローリングによるファンタジー小説に描かれる世界を大きなスクリーンに映し出し、物語そのものはもちろんのこと、その魔法に満ちた映像美で、今なお世界中に熱心なファンを生み出し続けている金字塔的作品だ。
その映像と共に、ウィザーディング・ワールドの世界観を観る者に強く印象付けるのが、そこの作品の中で鳴り響く「音楽」だ。ジョン・ウィリアムズやパトリック・ドイル、ニコラス・フーパー、そしてアレクサンドル・デスプラといった偉大なる作曲家たちによるサウンドトラックは、映画のヒットとともに世界中でヒットを記録している。
2024年、Rhino Recordsから『HARRY POTTER: THE COMPLETE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』と名付けられた豪華16枚組LPボックス・セットがリリースされ、その中から前半4作品のサウンドトラックがそれぞれ2枚組ブラック・アナログ盤となってたのだが、今回、この中から前半4作品のサウンドトラックが、それぞれ2枚組ブラック・アナログ盤となって今年6月にリリースされたのだが、今回、後半の4作品のサウンドトラックも同様に2枚組ブラック・アナログ盤となて登場することとなった。
今回リリースされるのは、シリーズ第五作目となる『HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX』(2007年)、第六作目の『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』(2009年)、第七作目の『HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS, PART 1』(2010年)、そしてシリーズ最終章となる第八作目の『HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS, PART 2』(2011年)という4つサウンドトラックだ。
『HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX』と『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』の2作品のサウンドトラックを手がけたのは、数々の賞を受賞する作曲家、ニコラス・フーパー。彼の作曲による『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』は、ビルボード・トップ200で初登場29位を記録、それまでにリリースされていたサウンドトラックの中でチャート最高位を記録することとなった。またこの作品は、グラミー賞の最優秀サウンドトラック・アルバム賞にもノミネートされている。
このシリーズの最終章となる最後の2作品、『HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS, PART 1』と『HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS, PART 2』のサウンドトラックを手がけるのは、同じく数々の賞を受賞する伝説の作曲家、アレクサンドル・デスプラだ。この壮大なる物語は、グラミー賞と英国アカデミー賞にノミネートされたデスプラのペンによるホグワーツの戦いを描くスコアで幕を閉じることとなった。
発売・販売元 提供資料(2025/09/05)
Composer Nicholas Hooper infused the sixth film in the Harry Potter series with much of the same utilitarian weight and whimsy that drove his work on 2007's Order of the Phoenix. As the third composer to be brought in to the world of Hogwarts, Hooper deftly balanced John Williams' original themes with those of his own creation, a track he continued to stroll down for 2009's Harry Potter and the Half-Blood Prince. Unlike its predecessor, the Half Blood Prince score is nearly bereft of any of Williams' or Patrick Doyle's themes. Hooper treats the transitory story to a rather transitory score, opting for atmosphere over memorable melodies, but while it may not be the most glamorous of Potter scores (that would belong to 2003's Harry Potter and the Prisoner of Azkaban), like the story itself, it certainly gets the job done. ~ James Christopher Monger
Rovi