菅野よう子プロデュースによるTX系アニメ『地球少女 アルジュナ』のサントラ盤。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
「地球少女アルジュナ」のサントラは、スリップリィでダーク。それでいて透明感溢れる不思議なサウンド。菅野よう子の才能は、真の意味でボーダレスな音楽世界を生み出した。
タワーレコード(2009/04/08)
菅野流エスニック・サウンド中心。
実験精神横溢。
『地球少女アルジュナ』(2001)
サウンドトラック第1集
音楽 菅野よう子
監督・シリーズ構成 河森正治
アニメーション制作 サテライト
声の主演 東山麻美、関智一
『天空のエスカフローネ』の5年後の河森+菅野のタッグ。
交通事故をきっかけに、さまざまな力を授けられるヒロイン
を主人公に、環境問題ほかの現代の社会問題を実験的
映像の中で展開させる異色アニメ。そんなアニメにおける
菅野音楽は、大わくで言えば、エスニック音楽、になるのかも
しれないが、ブルガリアン・ヴォイスとプログレ・ロックの融合の
ようなナンバー始め、どんなサウンドが出てくるかは聴いての
お楽しみぐらいの、怒涛のサウンド・アイデア・オンパレード。
坂本真綾歌う2曲、まるでパット・メセニーのサウンドに歌詞
をつけたかのようなイメージの「バイク」、スウェディッシュ・
ポップ的なさわやかさのフォーキー・ポップ「マメシバ」で
せつなく、グッと心を掴む。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2009/06/27)