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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年09月16日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小鳥遊書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784867800805 |
| ページ数 | 440 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに—ウルフと読むこと(松永典子)
年表——ウルフとわたしたちの交差点
第1部 ウルフ主要作品
『船出』(1915)——新たなビルドゥングスロマンの誕生(丹羽敦子)
『夜と昼』(1919)——電話、カーテン、室内空間(奥村沙矢香)
『ジェイコブの部屋』(1922)——無関係なものたちの共同体(酒井祐輔)
『ダロウェイ夫人』(1925)——クラリッサの生命力回復の一日(鵜飼信光)
『灯台へ』(1927)——繰り返される意味化(高井宏子)
『オーランドー』(1928)——示唆に富む「メタ伝記」の「手の込んだじらし」(鈴木孫和)
『自分ひとりの部屋』(1929)——時空を超えて広がる、さまようための「ルーム」(松宮園子)
『波』(1931)——不可能について語る、美しき劇詩(play-poem)(矢口朱美)
『フラッシュ』(1933)——伝記か小説か、それが問題だ(岩崎雅之)
『歳月』(1937)——政治と芸術を繋ぐ傷ついた身体(四戸慶介)
『三ギニー』(1938)——怒りからエンパシーへ(豊田麻美)
『幕間』(1941)——再生への道 「わたし」から「わたしたち」へ(木下未果子)
第2部 ウルフを知るキーワード
【帝国】
動物——鳥と犬から読む『ダロウェイ夫人』(原田洋海)
戦争——「私たち」の反戦小説(麻生えりか)
病——「病むことについて」から見る日常の不調(四戸慶介)
イギリス——連合王国の重層性および変遷(加太康孝)
ブルームズベリー・グループ——知は誰のものなのか(松永典子)
【社会】
ケインズ——政治経済と文学のあいだ(酒井祐輔)
階級——習慣に基づく帰属意識(中土井智)
セクシュアリティ——レズビアン文学をクィアする(松本夏織)
教育——分断を乗り越えるために(井上美雪)
モーリー・コレッジ——教師ウルフとCommon Reader「普通の読者」の誕生(吉田えりか)
【歴史】
フェミニズム——「波」を越えて(英美由紀)
パンクハースト母娘——現代におけるサフラジェットの受容と需要(上石田麗子)
参政権——戦う女性たち、帝国、ウルフ(中島恵子)
パジェント——人々のつながりを求めて(中谷紘子)
【こころとからだ】
身体——身体観から読むウルフの創作手法(伊藤節)
宗教——日常の救いと文明の再生(与良美紗子)
精神分析——ウルフのテクストと抑圧されたものの回帰(松﨑翔斗)
エイジング——『歳月』と『幕間』が描く女の〈老い〉(近藤章子)
優生思想——「生産」と「再生産/生殖」をめぐる葛藤の軌跡(加藤めぐみ)
ミルク——『灯台へ』における母性のイデオロギー(加藤めぐみ)
【批評】
文学的手法——二〇世紀から二一世紀へ(松本朗)
モダニズム/モダニティ——リベラリズムの正しさと資本主義の隠蔽(髙田英和)
ライフライティング——「日陰者」に声を与えるウルフのもう一つのモダニズム(鈴木孫和)
【感覚】
建築——オメガ・ワークショップを取り巻く建築思潮とイギリス文化空間の揺らぎ(菊池かおり)
写真——キャメロン夫人の「演じる肖像」(森田由利子)
ファッション——「永久に変わることのない、解くことのできない問い」(押田昊子)
音楽——文学と音楽の垣根を超えて(戸澤翔太)
第3部 ウルフをさらに知るための人物
【家族・ブルームズベリーの仲間たち】
レズリー・スティ()...

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