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野暮は承知の落語家論 人生と芸の交差を読む

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フォーマット 書籍
発売日 2025年10月10日
国内/輸入 国内
出版社青弓社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784787274786
ページ数 240
判型 46

構成数 : 1枚

まえがき

第1章 笑いという希望――落語
1 落語人気
2 落語の国の人々
3 落語と仏教
4 つながりの芸能
5 落語の力

第2章 若旦那のキョウジ――古今亭志ん朝
1 志ん朝の旦那
2 若旦那の志ん朝
3 志ん朝の若旦那
4 若旦那から旦那へ
5 元若旦那の旦那として

第3章 座布団の上の演劇――立川志の輔
1 「志の輔らくご」体験
2 新作と古典
3 立川志の輔の誕生
4 立川流の傑作

第4章 「間」の可能性――柳家喬太郎
1 喬太郎のふり幅
2 喬太郎になるまでとなってから
3 「古典らしい古典」と「新作らしい新作」
4 「新作のような古典」
5 「古典のような新作」
6 「古典のような古典」と「新作のような新作」

第5章 生活者の了見――春風亭一之輔
1 小三治による抜擢
2 小三治のマクラ
3 一之輔のマクラ
4 際立つ関係性
5 自分自身を含んだ落語

第6章 新天地からふるさとへ――小沢昭一
1 捉えどころがない人物
2 ふるさととしての落語(寄席)
3 新天地としての新劇
4 ふるさとと新天地の間
5 役者としての落語
6 離れたからこそのふるさと

第7章 野暮さえも飼いならす――神田伯山
1 歌舞伎座の伯山
2 講談と落語
3 松之丞から伯山へ
4 芸の工夫
5 芸の特徴
6 野暮と芸

野暮は承知で――あとがきにかえて

  1. 1.[書籍]

落語家にとって「芸」とは何か。人生の歩みがどのように芸に生かされ、芸が磨き上げられてきたのか。落語家一人一人が人生をかける芸の魅力はどこにあるのか。

35年間、落語を聴き続ける社会学者が、落語家の「人生と芸」を軽妙な筆致で描く。

落語の基本的な知識を押さえたうえで、本人や関係者が語る言葉、評論家の文章、通った高座の記憶から、落語家の古今亭志ん朝、立川志の輔、柳家喬太郎、春風亭一之輔、俳優の小沢昭一、講談師の神田伯山のライフヒストリーを丁寧に浮き彫りにする。

古典から新作まで、様々な落語や芸を練り上げる6人に通底する「承知のうえでの野暮」=観客を選ばない芸という側面に光を当て、笑いという希望を多くの人に与える落語家の「人生と芸」の奥深さを描き出す。

作品の情報

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著者: 工藤保則

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