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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年10月08日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 琥珀書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784910993911 |
| ページ数 | 360 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
序章 故郷へ―
第一章 小さな旅立ち
第二章 出会いと別れの間で
第三章 失われたるもの
第四章 母国甦える日々
あとがきに代えて
付録 ある女の生涯
付録 『中野重治詩集』との出会い
付録 野間宏宛 金泰生書簡
解説 「二重の死」に抗する文学 ―『私の日本地図』に寄せて 鄭栄桓
金泰生 年譜
金泰生 作品目録
排外主義の時代の「道しるべ」。かけがえのない生を「愛の眼」(金石範)によってとらえつづけた在日朝鮮人作家の名著復刊。
「形を異にした生さえ共生となり、苦しみを異にした死さえ同死の意味を含む。それゆえ、書く行為が人間の生に寄りそえる営みであることが、私の勇気を促してくれる」(金泰生)
幼い日に済州島より大阪猪飼野に渡り、貧困と病、そして戦争と分断の時代を生きた著者による、珠玉の自伝的記録。
「歴史によって強制連行された」自らの人生とは何であったのか。無告の民のかけがえのない〈命〉の明滅を「愛の眼」(金石範)によってとらえつづけた在日朝鮮人作家の名著を、気鋭の歴史学者による充実の解説・付録と新発見資料を付して半世紀ぶりに復刊する。(本書とあわせて金泰生の人生を大きな円環として描く連作集『旅人伝説』も同時刊行!)

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