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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年09月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 勉誠社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784585320722 |
| ページ数 | 328 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
序章
一 近松・西鶴・芭蕉の辞世文
一 近松の辞世文
二 西鶴の辞世文
三 芭蕉の辞世文
二 武家子弟の躾と教育
一 食い初め
二 髪置き
三 袴着
四 手習い
五 乗馬
六 弓法
七 寺参り
八 能の舞
九 読書の事
十 鎧着初め
第一部 近松―伝承芸能から、義を尽す歌舞伎・浄瑠璃へ
一 近松出生地諸説
一 京都
二 近江国
三 肥前唐津
四 越前
五 北越
六 三河
七 長州萩
八 雲州近松村
二 近松出生頃の福井藩
一 福井藩の治世
二 近松の出生地と吉江藩
三 福井藩の文化
四 『けいせい反魂香』梗概 上之巻 越前敦賀の浜
三 近松の家系
一 近松家の先祖
二 近松の父について
三 近松の母と為竹
四 近松の兄弟
五 『皇国名医伝』の近松・為竹の言説
四 伝承芸能を受けて
一 発生期の浄瑠璃
二 浄瑠璃姫の伝承
三 『じやうるり十二段草子』梗概
四 『にたんの四郎』梗概
五 説経浄瑠璃
六 『かるかや』の梗概
七 金平浄瑠璃
八 『宇治の姫切』の梗概
九 本屋山本九兵衛の角太夫本と加賀掾本
十 山本九兵衛板加賀掾本の再検討は可能か
十一 発生期の歌舞伎
十二 初期歌舞伎総括
五 近松 歌舞伎作者となる
一 『金子一高日記』
二 狂言相談と絵入狂言本
三 『一心二河白道』の梗概
四 芝居作者の日夜
五 芝居事で朽ち果つべき近松の覚悟
六 近松 浄瑠璃作者となる
一 『世継曽我』の梗概
二 加賀掾と義太夫 袂を分かつ
三 近松『曽根崎心中』の大当り、『用明天王職人鑑』から竹本座の作者
四 『曽根崎心中』の梗概
五 近松浄瑠璃の趣向一班
七 近松と地誌
一 『曽根崎心中』
二 『賀古教信七墓廻』
三 『卯月紅葉・廾二社めぐり』
四 『今宮の心中』梗概・地理
五 『心中天の網島・名残の橋づくし』
六 『丹波与作待夜のこむろぶし 道中双六』
七 『薩摩歌・諸国鑓じるし』
八 近松の語法
一 捩れ文
二 尻取り文
三 接続助詞を続け「…て …て」などの用法
四 係り結びの破格
五 雅俗折衷文
六 省略法
七 疑問文の結び
八 敬語法
九
九 近松浄瑠璃正本の性格
一 近松浄瑠璃本の出版事情
二 仮名遣いの乱れ
三 語彙・用字の不統一
四 清音・濁音・半濁音の表記
十 近松の浄瑠璃本を読むということ
一 「近松の浄るり本を百冊よむ時は習はずして三教の道に悟りを開く」
二 浄瑠璃史上の近松
三 近松は作者の氏神
四 「義理と情」は「勧善懲悪の理」に
五 素語や素読にもおもしろく
六 浄瑠璃本屋と貸本屋
第二部 西鶴―世の人心の編述から諦念へ
一 『好色一代男』の板行と西鶴本の板行書肆
一 『好色一代男』の板行
二 談林俳諧者の趣致
三 『好色一代男』の読者
四 『好色一代男』の再板・流布
二 西鶴本の出板本屋
一 『好色二代男』以下の初板本屋と再板・書価など
二 西鶴本の出板本屋概観
三 西鶴工房の説―『世間胸算用』の文法破格から―
一 西鶴の文章研究史
二 『世間胸算用』の「ける」止<...
文学史に元禄三大家として特筆される、近松門左衛門・井原西鶴・松尾芭蕉ーー彼らの作品への執念とその達成を出版文化史のなかに探る。
元禄文化繚乱の時代に劇作・小説・俳諧の分野で新しい世界を築き上げた三者の営為を比較・総合して検討。
先行作品をどのように受容し、自分の作品世界をどのように新しく作り上げたのか。
それぞれの到達点は何だったのか。それはどう異なり、どう共通するのか――。
新たな出板文化が発展した江戸時代初期から元禄期において、三人が出板という営為にどのように対応したかを究明し、近松・西鶴・芭蕉の近世文化史における意義を明らかにする意欲作。

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