常に未知の音楽体験を世界に示してきた、常識を遥かに超えた偉大なる存在=ディーヴォ。初期アート・ロックの時代から世界に新風を巻き起こした彼らの(脱)進化の歴史を紐解くドキュメンタリー作品『ENERGY DOME FREQUENCIES』の配信を記念して、彼らの人類退化論の歩みをサウンドに凝縮した、ほぼベスト選曲といっても過言ではないドキュメンタリー・サウンドトラック『ENERGY DOME FREQUENCIES: SONGS FROM THE DEVO DOCUMENTARY』が登場!
「活発で、奇抜で、そしてスマートなドキュメンタリーだ」 ─ INDIEWIRE
「映画監督、クリス・スミスの手によるニューウェイヴ・バンドの回想録は、様々なコメントや皮肉、キッチュなコラージュ映像と風変わりな楽観主義が混ざりあった、まさに最大限の"ディーヴォ"を表現した作品だ」 ─ ROLLING STONE
「ディーヴォ・ファンにとって、この作品は90分にわたる魅力的なポップ史を紐解く作品であり、眼が眩むほどに編集されたシュールレアリズム感たっぷりのオーディオ・ヴィジュアルなお菓子のような作品だ」 ─ VARIETY
73年にオハイオ州アクロンで産声を上げ、1978年のデビュー作『Q: ARE WE NOT MEN? A: WE ARE DEVO!(邦題:頽廃的美学論)』でデビュー、その刺激的なサウンドとアヴァンギャルドなパフォーマンスで世界中の話題をかっさらい、以降常に未知の音楽体験を世界に提示しながら世界に刺激を与え続けるDE-EVOLUTION/人間退化論者にして偉大なる存在、ディーヴォ。2023年には活動50周年を記念したコンピレーション・アルバム『50 YEARS OF DE-EVOLUTION 1973-2023』を発表した彼らから、新たなる作品が今届けられた!
先日、エナジードームを頭にかぶった偉大なる存在である彼らのその脱進化論的な歩みを映像で表現するドキュメンタリー作品『ENERGY DOME FREQUENCIES』が配信されたのだが、今回のそのドキュメンタリー作品に付随するコンパニオン・アルバムであり、ほぼベスト選曲の全12曲を収録したアルバム、『ENERGY DOME FREQUENCIES: SONGS FROM THE DEVO DOCUMENTARY』が登場することとなったのだ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/09/12)
『ワム!』や『ファイアー』、『100フット・ウェーブ』や『ジム・アンド・アンディ:ザ・グレート・ビヨンド』といった作品で高い評価を得る映像作家、クリス・スミスが手がけるこのドキュメンタリーは、ディーヴォという稀有な哲学によって結成されたバンドの、輝かしくもラディカルな精神を捉えた作品だ。未公開のアーカイブ映像や、マーク・マザーズボー、ボブ・マザーズボー、ジェリー・カザールへのインタビューを通して、その50年にもわたるキャリアにおける輝かしい瞬間や苦悩、シュールな瞬間、そして驚異的なパフォーマンスを堪能させてくれる、ローファイな初期から、MTVが文化的に優位に立った初期におけるミュージック・ビデオのパイオニアとなった彼らの壮観な姿を見事に捉えている。
バンド・メンバーは、このドキュメンタリーに自身の記憶やアーカイブを惜しみなく公開し、1960年代後半のアクティビズムに触発されたケント州立大学の芸術科生としての彼らの原点を紐解いていく。1970年のキャンパスでの虐殺事件をきっかけにしたバンドの「脱進化」というコンセプトは、風刺的なユーモアから切実な社会批評へと変化していった。1973年のKSU芸術祭への反体制的なカウンター・プログラムとして始まった彼らの活動は、20世紀後半の不条理主義への警告、批評、そして反省へと繋がっていくのだ。1980年代の消費主義の絶頂期にメインストリームで成功を収めたディーヴォは、彼らが長らく予見していた脱進化のサウンドトラックとなり、彼ら自身も想像だにしなかった21世紀に影響を与えていくこととなった…。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/09/12)