先行配信曲の「LIGHT SHADOW」が、米「New York Times」や英「The Guardian」をはじめ、多くの海外のメディアで絶賛されている、ザ・シー・アンド・ケイクのフロントマン、サム・プレコップの新作ソロ・アルバム『OPEN CLOSE』アナログ盤。
ザ・シー・アンド・ケイク(The Sea and Cake)のデビューから30年以上が経ち、ソロ・アーティストとしての活動も25年以上となったサム・プレコップ(Sam Prekop)が、ホームである米シカゴの名門インディー・レーベル、ThrillJockeyからのソロ・アルバムとしては、80年代の日本のニューエイジやアンビエント作品、90年代のミニマル・テクノの名盤にインスパイアされた2020年の『Comma(コンマ)』(THRILL-JP 52 / HEADZ 247)以来5年振り、ピッチフォークのBEST NEW MUSICに選出された2022年のJohnMcEntire(ジョン・マッケンタイア)とのデュオ・アルバム『Sons Of(サンズ・オブ)』(THRILL-JP 54 / HEADZ 254)や、独デュッセルドルフの電子音楽家、Stefan Schneider(ステファン・シュナイダー)が主宰するレーベル「TAL」から発表されたソロ作『The Sparrow』からは約3年振りとなる、待望の新作ソロ・アルバムをリリースします。
録音はサム自身、ミックスはサムとザ・シー・アンド・ケイクのバンドメイトでもある(International Anthemからのトータスの新作も控える)ジョン・マッケンタイアが担当しており、マスタリングは『Comma』に続き、現行のアンビエント・シーンや坂本龍一とのコラボレーションでも知られる12k主宰のテイラー・デュプリー(Taylor Deupree)が手掛けています。
ジャケットに使用されている写真、およびバック・カバーやレーベル面に使用されているドローイングは、サム本人によるもので、共に素晴らしい作品を提供しています。
『Sons Of』で実践されたリズム重視の構成を取り入れ、サムの(モジュラー・シンセをメインに制作された2010年の『Old Punch Card』以降の)インスト作品としては最もリズミカルでグルーヴィー、サムの本質でもあるメロディーのセンスはより研ぎ澄まされ、複雑かつ繊細なサウンドながら、かつてないほどでポップで煌びやかな仕上がりとなっています。
サム・プレコップですが、2025年5月31日に米サンフランシスコでアンビエントの巨匠にして生ける伝説、Laraaji(ララージ)との初のツーマン公演を行なっており(それぞれのソロと共演ライブを披露)、この公演に向けて作曲された楽曲がこのアルバムに収録されております。
発売・販売元 提供資料(2025/09/08)